2016年3月アーカイブ

 

あの 【東日本大震災】 から もう5年目、私がこのルートを走ったのは

              その2年前、復興の実態 をこの目で見たくて、7年ぶりに辿って見た

 

 

 

国道45号線 沿線  (以下【R45号】と表記します)


R45号線は、仙台からほゞ太平洋岸に沿って北上し、青森県八戸市で内陸に入り十和田市でR4号線と
交差し、R45号線は実質ここ迄。
余談だが、R4号を右折すると青森市方向へ、そのまゝ直進すると国道名がR102に変わって十和田湖
(奥入瀬渓流)方面へ続く。
地図で見てもらえれば お分かりの事と思いますが R45号沿線の殆んどが 3.11の震災と津波の被災
地域に該当している、まさに【震災・津波ロード】なのです。

 

常磐自動車道 沿線  (今回は3.11関連テーマの為 いわき四倉PA 以北 とします)


震災前、 『常磐自動車道』  はまだ  首都圏 (三郷JCT) から 「常磐富岡IC」 (福島県大熊町)
 しか完成して居なかった。
仙台以北への車の多くは 『常磐自動車道』 の 「いわきJCT」 から 『磐越自道車道』 経由で 「郡山
JCT」 を経由して東北自動車道へ迂回していた。

それが現在では  「亘理 (わたり) IC」  迄、 ( 片側1車線区間が殆んどだが ) 完成し、そこから
更に  『仙台東部道路』  を経て 『 三陸自動車道 』  ・  『 東北自動車道 』  ・  『 山形自動車道 』 
等に接続している。

7年前『三陸自動車道』 もまだ開通しておらず、松島に繋がる 『仙台東部道路』 だけが完成していた
状況だったと記憶している。

 

三陸自動車道 ・・・・ 東松島以北の被災地への早道


今では『鳴瀬奥松島IC~登米東和IC(現・終点)』  の区間は 「無料区間」 として通行出来、南三
町 (志津川・歌津 等)や 気仙沼方面への時間も R45号線で北上する場合に比べかなり時間を短縮
出来る様になりました。  ※ 登米(とよま⇒と読む・・・漢字変換ではまだ『とめ』が出易い)

 


南三陸町(志津川と歌津)


先月末、 常磐自動車道 ⇒ 仙台東部道路 ⇒ 三陸自動車道(登米東和IC) ⇒ 南三陸町・ 志津川 経由で
歌津 迄、片道約 500km の津波ロード (被災地) を周って来ました。

志津川 と言えば、「若い女性職員が、防災無線で最後まで 避難 を呼び掛け続けて津波 に呑まれ 亡くな
られた」場所 【防災対策庁舎(の鉄骨残骸) (メデアによっては「防災庁舎」と略) が保存されて、
いる所。
震災報道でも様々なメデアで繰り返し報道され、陸前高田等と同様に 「壊滅と迄報道」 された象徴的街。

歌津 と言えば、志津川から直線で 約8km(車で15分位)、一村の殆んどが家や舟のすべてを津波で
流されるも、残った人達が助け合って【 いち早く、自力で昆布の養殖を再開 】させた漁村。
 (NHKスペシャル等でドキュメントされて居たのが印象的だった漁村)

5年目の3.11を迎え、それぞれの復興状況はどうなのか?  私は自分の目で確認して見たかった。

 

一泊しかスケジュールが出来ず、車で走りながらの見聞であったが、【旅を終えて振り返って】見れば、
【事前には「復興 とは言っても、言葉だけが先行している状況であろう」とは考えていたが 現地へ行く
復興現場の 余りにも静かである事(重機や作業員の余りにも少ない状況)が不思議であった】

5年と言えばもっと住宅が建ち始め、商業施設や民間企業の建物等も少しは建ち始めているだろうと思っ
ていた。
だが、確かに、高台移転で家が移転した部分は随所に見受けられたが、街としての機能については嵩上げ
工事の半分も済んで居ない様に見える。 (まだ、街並みなどは形もイメージ出来ない)

行政(特に中央の)考える復興と、現地の温度差が大きく乖離している証拠だろうと思う。

現地の以前からの知人達に聞いたら、「何をするにも作業員が集まらない」と言う事をよく聞く!

【経済原理に任せた野放しの復興では志津川の様な小さな街は息切れして復興計画そのものが瓦解しかね
ない】 と、痛感
したのが今回の旅での感想でした。

【金】と【口】だけ出して復興支援をしている政治家達に、国会の会議場を「地元」で実態を見ながら実
態に則した審議してもらいたいものだ。
何も全議員一同に会する必要は無い、共通のテーマ別に県単位でそれぞれの地域に取ってどうしたらベス
トかを、色々な地域からの議員から選抜(自選・多選)して審議して分科会形式で纏め、全国の最終摺合
せ議事を議事堂でやればいい。
それなら議員定数も現在の2/3も居れば充分だろう。議員達の定数削減も楽かも!

与党も野党も、国会議事堂の中でぬくぬくとしながらの論議では、「そう言う実態が、有るかどうもか分
らないので・・・」
安倍総理が答弁して物議を醸している待機児童問題も、復興問題 【根】 は同じ

国会議員にも 実態を見ない(見ようとしない?)で党利・党略有りきのあら探し論議(現地・庶民感情を
無視)を繰り返して時間だけを浪費している事に、何の疑問も持たない議員には退場して貰う仕組みが欲
しいもんだ。

 

なお、本投稿で 【常磐自動車道】 とする区間については、以下記事では便宜上 いわき四倉PA  以北を
対象とします。

 

1. 3.11 津波の爪痕

 

   時間が許すなら 【陸前高田】 付近迄足を延ばしたかったが、今回は 【歌津】 迄でタイムリミットでした

   ◆ 関係・広域Map (高速道路SAにて配布の Higway Walker 高速道路地図より抜粋)
仙台から大船渡.jpg


   今回は上記Mapの【歌津】(地図右中程の“東北”と言う文字の上付近の海岸)から始めましょう。


歌津 (うたつ)

   ◆ GoogleMapで見た、歌津駅(現在未開通)付近の 伊里前湾・・・志津川湾の一部map 歌津・伊里前湾.JPG

   ◆ 上記Mapの「伊里前」と表記の場所より伊里前湾を撮影
      (現在は歌津駅前商店街から移転した10軒程の仮設店舗がある)
2016.02.25 D002 【南三陸・歌津・伊里前湾】.jpg

 

   現在、気仙沼線は津波で寸断されたまゝで復旧の見通しは無いらしい。

   変わりにJR東日本が運行する【BRT】が3年前から運行されているとの事。

   ◆ BRT (バス高速輸送システム)HP抜粋 ・・・HPへのは リンクは遠慮しています
BRT 4.JPG
BRT 2.JPG
BRT 1.JPG

   BRTと言う代替輸送システムがあるとは言え、地元の人にとっては不便この上無い事で有ろう。

   また、寸断された気仙沼線は今も各所で無残な状態が続いて居る事を考えると、JR側は再整備
   については放棄しているのでは無いかとも思えてしかたがない。
   BRTと言う代替措置を恒久の物にする意向では? (果たして住民の同意は得たのかな?)

   話し変って、此処 歌津 でも各所で嵩上げ工事が行われて居る。 高さは比較的低いみたい?

   ◆ Google Map に見る嵩上げ事例(前述の伊里前商店街:現在はプレハブ11棟完成済)
歌津・伊里前商店街予定地(神社).JPG

 

 

志津川  (しずがわ) 


実は今回一番見たかった所だが、実際にはあまりにも嵩上げ工事が想像以上に遅れていて、中心部が
何処になるのか看板さえも見付からなかった。 (気付いたら 防災対策庁舎跡 の横を通り過ぎて居た)

上げ工事をどの程度にするのか嵩上げの為の土山なのかがわからないが、防災庁舎の回りを中心
に旧志津川市街地全体がピラミットの集合体の様になって居た。

   ◆ 志津川 ・・・・ Google Mapより
志津川・防災庁舎跡(周辺)B.JPG
志津川・防災庁舎跡(周辺)A.JPG

    (此処にもあるんですね! ・・・ 五日町 と 十日町)

 

   ◆ 志津川湾(志津川河口と旧街並みが有ったエリア) ・・・・ 参考
map 志津川・志津川港(志津川湾)B.JPG


   ◆ 【防災対策庁舎】跡  この下、R45の橋の直ぐ下、志津川左岸
志津川・防災庁舎跡(周辺拡大)B.JPG

 

   ◆ 5年前の東京新聞記事(写真は上記拡大 Map の志津川右側河畔の高台からの撮影と思われる)
「志津川防災庁舎」被災新聞記事.jpg

     この新聞記事に写って居た病院等の建物は、防災対策庁舎の鉄骨以外今は無い。

 

以下志津川関連の写真はテレビ朝日より今年3月11日に放送された【スーパーJチャンネル】
の 特別中継画像 と重なり、且つTV映像が綺麗でタイムリーな為、TV映像を撮影した写真を
使わせてもらいます。

テレビ朝日【スーパーJチャンネル】、3月11日特別中継より

   ◆ 今残って居る【防災対策庁舎】跡 (鉄骨だけの残骸)
2016.03.11 志津川001  【防災対策庁舎】Jチャンネルより.jpg

    【防災対策庁舎】の後ろに見える大きな盛り土は、恐らく今後の本格嵩上げ整備で平坦化されて
    行くのでしょう。

 

   ◆ 同番組関連画像も参考までに何枚か ・・・
        ①志津川小学校付近からと思われる

2016.03.11 志津川003  【防災対策庁舎】Jチャンネルより.jpg

        ② 【防災対策庁舎】方向ズームアップ
2016.03.11 志津川004  【防災対策庁舎】Jチャンネルより.jpg

        ③ 献花場
2016.03.11 志津川006  【防災対策庁舎】Jチャンネルより.jpg

        ④ 周辺整備の為、4月1日から2年間、防災対策庁舎周辺は立ち入り禁止となる2016.03.11 志津川007  【防災対策庁舎】Jチャンネルより.jpg

 

   ◆ 志津川湾全体 (志津川~歌津)イメージ   Google Mapより
志津川湾.JPG

     Map 中、中心の上部に【貞任山】(さだとう山)と言う地名が有る。
     そう言えばこの地はその昔、安倍一族の勢力圏で有った。

     安倍貞任の支城の一つが有ったと言う、また、前九年の役で源頼義に負けた時この山城
     で隠れ忍んでいたと言う伝説が有るそうだ。 (平安時代中期)

     安倍貞任と言えば、現総理は「私のルーツは安倍貞任だ」と言っているとか。
     それならば、ルーツの地元の災難に、もっと迅速な施策が行われても いいんじゃねェ

     冗談は兎も角として、安倍一族の中でも貞任は【奥州・藤原氏】の草創期に、大きく係
     わった人物。 (藤原氏の祖・清衡に嫁したのが貞任の妹)
     NHK大河ドラマ 『炎立つ』 などでも 準主役的存在だった人物。

脇道に反れてしまいましたが、話を戻しましょう、次は 【常磐自動車道】沿線 へ!

   

昨年12月から、プライベートな都合で中々記事投稿が出来ませんでしたが、ようやく落ち着いて投稿出来る
環境になりましたので再開したいと思います。

今日は3月3日、お雛様の話題がタイムリーなのかも知れませんが、ありふれた話題ではつまらないでしょう
から、今年初めての投稿は、キタキツネの話題からにしましょう。

 

キタキツネの村

【キタキツネ】 と言えば日本では北海道にしか自然に生息して居ないとされている固有種。
それが、東京近県で【より自然な状態】で見られる場所があると言う事で、先日友人と3人で行って来た。

 

   ◆ 居た居た! 確かにキタキツネでした!
2016.02.26 B003 【宮城キツネ村】にて.jpg

 

場所は、宮城県白石市(とは言っても山の中)市内から車で無雪期なら約20分位 【宮城蔵王キツネ村】
がそこ。

そう、そこはキタキツネをメインに銀ギツネや白ギツネ等を広い柵の中で放し飼いをしている観光施設。
冬毛のせいかどの個体も丸々と太って居た。
最も、餌付けされている為自然な個体に比べ全個体がメタボ気味で有っても不思議では無いが ・・・?

ただ、結構個体数が多い(数十~百匹近く居る様?)為、自然と言う感じの写真は撮り難い様です。

でも、お子さん連れでも結構楽しめそうな施設だと思う。
また、他に ヤギ や フェレット 等と触れ合える場所も有った。

 

   ◆ 以下にその時の写真を何枚か!

2016.02.26 B015 【宮城キツネ村】にて.jpg

2016.02.26 B025 【宮城キツネ村】にて.jpg

2016.02.26 B004 【宮城キツネ村】にて.jpg

2016.02.26 B019 【宮城キツネ村】にて.jpg

2016.02.26 B011 【宮城キツネ村】にて.jpg

 

 

【宮城蔵王キツネ村】 の詳細は左記のリンクからキツネ村HPへアクセスして下さい。

 

また、白石市周辺は温泉地も多く、仙台・松島や上ノ山、米沢へのアクセスも便利。
何処かへ行くついでに周って見る価値は有りそうですよ。

 

※ 写真、画像は縮小されています
 必要に応じクリックして拡大表示して下さい

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