閑話休題「若しかしたら役に立つ話、殆ど役に立たない話」

少しは役に立つ話（…だと信じたい）

手の湿疹の特効薬

特効薬と言ってもハンドクリームのことで、ステロイドが入っているとか、そう言った特別なものじゃ有りません。値段も500円程度のどこの薬局にも置いて有るような、至って普通のハンドクリームです。取り建てて紹介するのが恥ずかしい程のモノですが、こと私に関しては他のクリームと比べて、ハッキリ効き目が違うので紹介しておきます。

私は「ナンチャッテ調理師」で、水仕事や洗い物などをしていると、1年か2年に一回、突発的に、それも全体と言うのでなく、手の比較的狭い部分に結構ひどい湿疹が出来ることが有る。今現在も右手の薬指がその症状。
痒いし、掻けば崩れて汁が出たりで多いに困る。

最初一番困ったことは、色々ハンドクリームを塗っても一向に直る気配を示さないこと。なんだかんだ数カ月悩まされた。
病院に行って包帯なんか巻かれても、それじゃ仕事が出来なくなるし、本当にどうしたらいいのか分からなかった。

所が何の拍子だったか忘れたが、このクリームを塗ったらそれまで何をやっても変化の無かった症状が快方に向かい、数日で直ってしまった。
その後もう一回湿疹が突発したのだが、その時は最初からこのクリームを塗り大事に至る前に直した。

で、この秋、季節がら最初はあかぎれかと思った手の荒れが、やはり同じ湿疹の経過を見せたのだが、このクリームの手持ちが切れていたので、有り合わせのクリームやワセリン等を塗ったのだが、やはり効果なし。ワセリンはベタベタして生活に不都合を来たすし。

それで薬局にこのクリームの空き容器を持って、同じものを買ってきて塗って見た。
やはり全然違う。ハッキリ快方に向かったんだな。ワセリンみたいにベタベタもしないし。

若し皆さんの中で、漬け菜洗い等で手が荒れた時、或いはしつこい湿疹に悩まされている人は、騙されたと思って一度お試しを。

指回し体操

私は一時期、と言うか結構長い間だけど、ギターに夢中になったことが有る。リチャード・E・ブルーネと言う人が作ったギター迄買って、気合だけは一生懸命だった。
だがこれは結局モノにならなかった。貝瀬先生の音楽授業のお粗末さのせいにしているのだが、本当の所は私のリズム感の無さと、太くて短い指のせいだってことは自分で分かっている。
パソコンに手を出すとともにギターには全く手が出なくなってしまった。
今、リチャード・E・ブルーネは倉庫の隅で眠っている。

何時間もギターの練習をして、特にトレモロなんかをやっていると右手と指に激しい腱鞘炎が起きることが有る。自分の指が自分の物じゃなくなってしまう。

困っていたのだが、有る時たまたまやっていた「指回し体操」の後、なんとなく腱鞘炎の症状が軽くなったんじゃないか、と気が付いた。
しかしそれは偶然かも知れないし、思い違いかもしれない。

そこで今度は意識的に指回し体操をやって見た。確かに効く。偶然の一致として片付けられない程度に因果関係を持って症状は軽減し、いつか腱鞘炎はほぼ解消してしまった。
その後は、腱鞘炎の症状が出かかって「アッ、ヤバいな」と思った時、事前に指を回して予防している。

パソコンも、キーボードだけでなく特にマウスは不自然な指使いを強いられ、長くやっているとやはり腱鞘炎の症状を呈す。
既に分かっていることなので、この時も指回し体操で重症化を回避出来ている。
実は私だけでなく、そのことを教えた何人かの中からもやはり「効いたよ」との返事を貰っているから、多分ホントーに効くんだろう。

やり方はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=pAZj-mZWhrM

この「指回し体操」、実は20年以上も前に朝のNHK番組で取り上げられたのを見て、その時に初めて知ったのだが、その時には考案者の東大教授と言うのが「この指回し体操をやる前とやった後では、前屈で4、5センチ違う」と言って、身体の柔軟性に効果が有るような話していた記憶が有る。

今、GoogleでもYahooでも、「指回し体操」で検索すると出て来るわ出て来るわ。
その効果も、運動系、自律系、感情・情緒系、感覚系、認知・言語系、代謝系に亘るとある。インポに効くとは書いてなかったが、あまりにあれもこれもと言われると、却って眉に唾を付けたくなるのだが、少なくとも腱鞘炎に対しては中々いい切れ味を示してくれるので、これも又皆さん一度お試しを。