1月19日(日)、八海山倶楽部メンバーの久と秀一、私の3人で、写真撮影を主な目的に富士山周辺の1デードライブに行って来た。
撮影のターゲットは、早朝の「赤富士」であったり、富士山の湧水であったりと、各人思い入れはそれぞれ若干違う。私の狙いはズバリ「富士山湧水巡り」。
……と言うことで、主にその辺の風景を掲載します。
なお、富士山の湧水と言うことで有名な所に「忍野八海」が有って、今回も一応回る予定になっていたのだが、時間が無く回れなかった。又何時かの機会に。
冒頭の写真は、千円札で有名な、本栖湖からの富士山。
湧水の街、三島
"三島は水の街だ" と言うのは私の印象。
地図を見ると、街の中を何本も、富士山の伏流水を源にしたと見られる清流が流れているし、その湧出口であろう、池が点在している。
最初のターゲットは、親水公園風に整備されている「源兵衛川」だった。……が、
白滝公園と桜川
駅から直ぐ近く(400メートル程)に白滝公園が有った。ここを起点に、桜川(だと思うが)を歩く。
初めての三島だったので、最初これが源兵衛川かと思って歩いて見たが、そうではなかった。でもこの川は、有名な三島大社に繋がっていて、これはこれで有意義だった。
白滝公園の少し上流の小公園と池。一応の源流部なのだろう。
白滝公園
川を辿って下ると………、
三島大社脇に出る。
三島大社も広い池が配置されていた。
源兵衛川
三島に行こう、と思ったのは数日前に見たTV番組がキッカケ。街のど真ん中を、親水公園風に整備されている清流が流れていて、有名な三島バイカモが群生していた。今回、季節的にバイカモの花は見られなかったし、バイカモ公園には行かなかったから群生も見られなかった。
一番寒い時期だったし、この日は冷たい風が吹いていて、「水に親しむ」にはやや不向きな散策だったが、夏場、足を流れに付けてビールを飲んだらさぞいい気分だろうな、と思わせる程に味わい深かった。こう言う場所を身近に持つ三島市民は幸せなことだ。
源兵衛川の源、楽寿園
上掲、「白滝公園」と隣り合わせの「楽寿園」が源兵川の源流になるらしい。
500円の入場料は少し高いと思わせるが、払って中に入る。
パンフレットによると、元々は小松宮彰仁親王が明治に別邸として造営、昭和27年から市立公園。昭和29年、国の天然記念物・名勝に指定。
約1万4000年前の富士山噴火による溶岩(三島溶岩)によって形成された風景らしい。
小浜池
かっては豊富な湧水で満たされていたようだ。
この時期、渇水期でもあって、ご覧の通り。
源兵衛川
楽寿園南出口を出て、少し左側から始まる。
おそらく現在は、小浜池からの湧水に頼らず、人の手による別ルートからの湧水が導水されているのだろう。
水量も豊富、水も極めてキレイだった。
遊歩道が整備されていて、気持ちよく流れを辿れる。
山からの雨水等による流れで無い為、あまり水量の変化もないのだろう。
本栖湖からの富士山、素晴らしい色彩ですね。
勝手にデスクトップの背景に使わせていただきました。
何気ない風景に 心が和みます。
これからも楽しみにしております。