故郷を離れて既に40年 東京・武蔵野の水辺を中心とした身近な風景と駄文を発信します

石神井川-番外(飛鳥山、音無し渓谷)

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錦絵でも知られた景勝の地

桜の名所・飛鳥山

千鳥ヶ淵、上野公園などと並び東京でも指折りの桜の名所、飛鳥山。江戸享保年間、徳川吉宗が享保の改革の一貫として整備・造成した公園で、桜もその際に植えられたものらしい。

 

石神井川が刻んだ音無し渓谷

名前としては飛鳥山程有名ではないが、飛鳥山の直ぐ脇に広がる「音無親水公園」は、かっての石神井川流路を整備して造られた公園。私としては飛鳥山よりこちらの方に風情を感じる。

石神井川との関係、地形などについては別途参照して貰うとして、ここでは桜の飛鳥山と、かっての音無渓谷の景観を見て頂きたい。

 

地形図

クリック、拡大表示でご覧ください。

王子地形図-2.gif

 

撮影Map

クリックするとGooglemapと連動して表示されます。

oji-photomap.jpg

 

飛鳥山公園

王子駅西側。東北線、京浜東北線に直ぐ沿う形で、桜の名所として知られる飛鳥山が立ち上がっている。

YOKL4284.JPG

 

公園上部

桜の名所として知られる飛鳥山。5分咲きと言った感じか。
未だ早い時間(AM6:30)だったので人影もまばら。場所取りのブルーシートが何枚か。何時間かすると「花より………」の人たちでごった返すのだろう。

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3時間後

少し人出が増えたが、未だごった返す程には言っていない。

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飛鳥山、崖線縁部

飛鳥山(写真右)は武蔵野台地の縁に有って、そのまま写真左側に続き、京浜東北線、上越・東北新幹線に沿って赤羽辺りまで、日暮里崖線と称される崖を形成する。ここだけ明治通りや都電荒川線などによって崖が切通になって、台地上と低地を繋いでいる。写真左側の武蔵野面から右正面の沖積面に向かって急速に勾配を落としているのが分かる。

写っているモノは上下を繋ぐモノレール、アスカルゴ。飛鳥山とエスカルゴのもじりか。階段を登るのが困難な人にはいいかも。無料。
この日は未だ時間が早くて運転中の写真は撮れなかった。この写真は2014/6のもの。

SIGMA-1.jpg

 

同じ場所を下の道路脇からとったもの。

YOKL4385.JPG

 

 

音無親水公園

飛鳥山からの音無し親水公園。
前方左側の橋は、音無橋。橋の右側にかっての石神井川流路跡を整備した「音無し親水公園」が広がっている。

YOKL4272.JPG

 

 

音無橋脇から親水公園に降りると、そこは又まるで別世界。

石神井川は北区付近で音無川と呼ばれ、江戸時代の古くから景勝の地であったらしい。川筋もかっては飛鳥山を迂回する形でここを通っていた。
しかしご多分にもれず経済成長の中で石神井川も生活雑排水の流れ込み等で汚れ、又飛鳥山にぶつかる形での水路から洪水防止の為も有って、昭和30年代からの河川改修で緑の岸辺はコンクリート護岸され、水路も飛鳥山の下をくぐるトンネルでショートカットになったのだそうだ。
「かっての渓流を取り戻したい」とのことで、残された旧水路に整備されたのが「音無親水公園」。

日本の都市公園100選にも選ばれていて、都内では他に、国営昭和記念公園、日比谷公園、上野公園、水元公園、代々木公園が選ばれているが、水元公園は別としてこの中で親水公園として選ばれているのはここだけになる。都内の水辺は結構歩いているが、確かに親水公園としては都内でも屈指だろう。長さ100メートル足らずのそれ程広くない公園だが、何しろ金が掛っていることが見て分かる。

 

YOKL4300.JPG

 

YOKL4287.JPG

 

台地上から見た音無し親水公園

正面コンクリートの壁は石神井川の護岸。今はこのまま左に流れて飛鳥山の下を隧道でくぐり、東京低地と呼ばれる沖積面を流れて隅田川に注ぐ。
昔はこの辺でほぼ直角に折れた石神井川が「音無渓谷」と呼ばれる谷を刻みながら流れていた。確かに台地上から見ると相当の高低差があ

 

コンクリート壁に取水口らしきものが見える。ここで取水して公園内に流しているように見えるが、公園内の水は濾過装置を使った循環水らしい。
この取水口らしきものは、水の補充用か?

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音無橋橋脚のアーチ

アーチは2連になっていて、写真左側のアーチは音無し親水公園を跨いでいる。

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飛鳥山と音無し親水公園は直ぐ近くだが、「山」の上と下の渓谷の標高の違いで、桜の開き具合も大分違う。
飛鳥山の桜は5分咲き位だったが、こちらは7分咲き位か。

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日本の都市公園100選

中々由緒正しい公園だ。
如何にも金が掛かっているらしいことは、見て取れる。

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公園エリアの終了

前方、竹矢来で音無し親水公園は終わって、立ち入り不可となる。

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公園としての扱いは終わるが水路(跡)は続く。

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王子駅脇をくぐる

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駅の反対側で、再度顔を出し、前方突き当りで飛鳥山の下を隧道でくぐって来た石神井川と合流する形になる。

YOKL4361.JPG

王子駅の地下

王子駅敷地の下には、石神井川隧道、音無渓谷の流路(跡)が通っている。同時に地下鉄南武線も乗り入れている。
南武線の改札から地上に出るエスカレーター脇に、「勾配が急なので段差に気を付けて」と言った旨の注意書きが掲示してあった。多分この水路の制約を受けてのことだろう。

YOKL4430.JPG

 

王子神社

音無し親水公園の左岸、階段を上がって王子神社がある。
階段を登りきった所の大イチョウ。

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