故郷を離れて既に40年 東京・武蔵野の水辺を中心とした身近な風景と駄文を発信します

北沢川緑道-2(環七~目黒川緑道合流)

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北沢川緑道、せせらぎの流れ、目黒川緑道合流まで

将軍池付近から続いてきた北沢川緑道は、環七との交差点である宮前橋を越えたところから、せせらぎが整備されていて、「ふれあいの水辺」として市民に親しまれている。

 

 

環七、宮前橋(前回、ここまで)

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地形図

クリック、拡大表示でご覧ください。
横に広いのでスクロールして見てください。

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撮影Map

クリックするとGooglemapと連動して表示されます。

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北沢川せせらぎの道

環八を超えると北沢川緑道は雰囲気が一変する。暗渠の地上部緑道脇に「せせらぎ」が姿を現す。
このせせらぎの水は、落合水再生センターで高度処理された再生水で本来の北沢川の流れではないが、三宿からの目黒川緑道と合わせ風情のある水辺の景観が続く。

 

圓乗院

せせらぎのスタート地点、環七脇に立つ真言宗豊山派寺院。

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せせらぎスタート

この小さな池が、せせらぎの、いわば源流。ここで再生水が供給されているのだろう。
カメが何匹もいたが、こんな狭い池に自然な餌など充分には無いだろうから、餌付けされているのだろうな。

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最初は細く

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台地と低地

左側は羽根木公園に連なるゆるい崖となっている。この地形は世田谷を形成する北東部の台地(洪積層)と南西側の低地(沖積層)、その中での河川による浸食が係わってのものらしい。

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再生水供給?

本来の流れは写真左側。右側の流れは再生水供給口の一つか。

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文学の小道碑

北沢川沿線のこの界隈は、かって文士たちが大勢居を構え、水辺を散策していたらしい。
斎藤茂吉もその一人で、後ろの水石に「代田川のほとりにわれをいこはしむ 柳の花もほほけそめつつ」の歌が刻んである。
その他緑道沿いに、三好達治、横光利一、坂口安吾などの文学碑が設置されているし、萩原朔太郎・葉子の居住跡も有るらしい。「北沢川文化遺産保存の会」では総称して、「下北沢文士町」と呼んでいるようだ。

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桜並木

緑道は又桜の名所でもある。

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川底は年に何回か掃除をしているようだ。

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せせらぎ公園

淡島通りとの交差点の手前にある「せせらぎ公園」。
広くはないが、トイレ、ベンチ等が整備。公園脇の少し高い所から、おそらく再生水供給の一つだと思われる流れを見る事も出来る。

ここまでくると既に左側の崖からは遠ざかる。

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公園脇の小さな池と、そこに注がれる(多分)再生水の供給。

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淡島通りを超えて

目黒川緑道のせせらぎはフェンスで囲まれ、流れへの立ち入りは禁止されている。
北沢川緑道もむやみには立ち入れないが、所どころ子供たちがザリガニ捕り等をして遊んでいる。橋に腰を掛けてまじかに流れを眺めることも出来る。今回は確認しなかったが以前見た時には、30センチ四方に1匹はメダカを確認できる。

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再生水の供給

はやせ橋脇の水供給施設。
銘板には以下のような文面が表示されている
「お知らせ 施設維持管理上必要な為に現在水を出していますが、節水の為時間を、1時間に短縮し、循環させています。 世田谷区・世田谷公園管理事務所」

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合流点が近づく

正面はおそらく監視用のマンホールなのだろう。高くしているのは一般の人が入り込んだりしないようにか?

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合流点が見えてきた

ここで右側から入ってくる烏山川と合流、そのまま目黒川として左側に流れてゆく。しかしどちらも暗渠。

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合流点

緑道とせせらぎも又、目黒川緑道へと合流する。
向かって左からは烏山川緑道が合流し、この写真の後ろ側、目黒川緑道へと続く

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こちら烏山川

100メートル程せせらぎの道となっているが、その上流部分は緑道のみ。

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烏山川せせらぎとの合流。

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目黒川

北沢川と烏山川を合流し、目黒川となって約600メートル程暗渠で流れ、池尻大橋で開渠として姿を現す。
地上部は目黒川緑道として、せせらぎの道となっている。

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花の道

目黒川緑道は又、花の道でもある。

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コメント(1)

「北沢川緑道もむやみには立ち入れないが、所どころ子供たちがザリガニ捕り等をして遊んでいる。橋に腰を掛けてまじかに流れを眺めることも出来る。今回は確認しなかったが以前見た時には、30センチ四方に1匹はメダカを確認できる。」とありますが、親子連れが大挙して柵の中に入って植物や川の中を踏み荒らしております。
生態系の観点からも良くないと思うのですが、行政はほったらかしでしょうか?

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