故郷を離れて既に40年 東京・武蔵野の水辺を中心とした身近な風景と駄文を発信します

奥多摩滝巡り(海沢3滝)

| コメント(0) | トラックバック(0)

2017/11/19

 

奥多摩、紅葉と滝の絶景

海沢(うなざわ)三滝に行って来た。本当は四滝らしいのだが最上流の滝はまともな道も無いらしいので、そこまで行く人はあまりいないようだ。
電車では青梅線奥多摩駅か、一つ手前の白丸駅から。滝巡りの起点とも言うべき海沢園まで結構歩く。車ならこの梅沢園迄行けるから登り下り2時間位で滝巡りが出来る。

紅葉も最盛期、見ごたえのある景観を楽しんできた。

 

撮影Map

クリックするとGooglemapと連動して表示されます。鳩ノ巣渓谷ルートと共有掲載です。

photomap.jpg

 

 

海沢3滝アルバム

ブログには一部の写真しか掲載してありません。全部の写真はここに掲載してあります。関心のある方はご覧ください。
写真をクリックすると拡大表示されます。「次へ」「前へ」で写真を切り替えて下さい。

 


 

 

白丸駅

白丸駅前観光用公衆トイレ

町中の駅でも普通、トイレはウオッシュレットになっていない。蹲踞姿勢の和式トイレも覚悟して入ってみると、なんとこの山の中の無人駅で、我が家よりも近代的なウオッシュレットトイレ、ビックリした。
今回入ってみなかったが鳩ノ巣駅にも同じように「観光用公衆トイレ」と有ったから、同じなのかもしれない。

YOKL0232.JPG

YOKL0233.JPG

 

数馬峡

白丸駅から青梅街道に降り、多摩川沿いに上流方向約180メートル、左に入る道がある。

YOKL0234.JPG

 

数馬峡橋

橋を渡って左に行けば、白丸ダムを経て鳩ノ巣渓谷、鳩ノ巣駅。右、多摩川右岸に沿って数馬峡遊歩道を行けば海沢(うなざわ)方向。
「海沢3滝」は右に行く。

YOKL0235.JPG

 

橋から多摩川下流方向

水が白く、流れが無いのは下流の白丸ダムで堰き止められている為だろう。

YOKL0237.JPG

 

上流方向

YOKL0238.JPG

 

数馬峡遊歩道

数馬峡橋から、多摩川右岸を上流方向に歩く。

YOKL0242.JPG

 

数馬西トンネル

YOKL0245.JPG

 

ヤマメの養魚場らしい

海沢川に掛かるみどり橋の奥、養魚場施設が有った。ヤマメを養殖しているようだ。

YOKL0248.JPG

 

多摩川南岸道路

青梅街道から東に分岐する多摩川南岸道路。みどり橋から300メートル程、右に山道が分岐している。「アメリカキャンプ村」の看板が立っている。

YOKL0249.JPG

ここから海沢川に沿って山道を歩く。

YOKL0250.JPG

 

アメリカキャンプ場

YOKL0251.JPG

YOKL0386.JPG

 

海澤隧道

YOKL0254.JPG

 

沿道の滝

山道沿いに大小幾つかの滝が海沢川に注ぎ込んでいる。

YOKL0259.JPG

YOKL0265.JPG

 

結構立派な滝も

YOKL0269.JPG

 

海沢園

海沢滝巡りの、いわばベースキャンプ。駐車場・トイレ・休憩所などがある。
道はここで左に大きくターンして、大樽峠まで車で行けるようだだ。

YOKL0272.JPG

 

登山道

海沢園の上、既に土砂で埋まり機能を失った砂防堰堤の上を歩いて進む。木橋がいい雰囲気。
左側にモノレールの軌道らしきものが見える。上流に若しかして山葵田などが有るのかも知れない。

YOKL0273.JPG

 

苔むした巨岩

道は必ずしも整備されているとは言えないが、雰囲気はいい。苔むした巨岩が趣を添える。

YOKL0274.JPG

 

ロッククライミングの練習

YOKL0275.JPG

 

三つ釜の滝

海沢園から10分足らず、最初の滝「三つ釜の滝」が現れる。
三つ釜とは、滝が三段になって落ち、三つの滝壺(釜)を持つことによる命名。だが実際は4つ有るようにも思われる。4より3の方が縁起がいいと言うことかも。

YOKL0281.JPG

YOKL0282.JPG

 

滝脇の階段

三つ釜の滝の脇に階段が設置されていて、ここを登る。登りに沿って下から上に異なった表情の滝を見る事が出来る。

YOKL0285.JPG

 

中段の滝

YOKL0287.JPG

 

最上段の滝

YOKL0291.JPG

 

更に上段の滝

下からは見えないが、最上段に小さな滝と釜が有る。雰囲気はとてもいい。これも含めれば「四つ釜の滝」と言えそう。

YOKL0302.JPG

YOKL0307.JPG

 

小さな滝

三つ釜の滝から次のねじれの滝に続く道の途中、名前も知らない小さな滝が有った。

YOKL0308.JPG

 

ねじれの滝

三つ釜の滝から20分程登る。
2番目のねじれの滝は、登山道から道とも言えない道を少し下った所に或り、降りるには少し覚悟が必要。滝も巨岩に囲まれて道からは見えない。ウッカリすると見逃してしまいそう。
しかし滝そのものの素晴らしさと共に、それを囲む巨岩に圧倒される。名瀑と言えよう。

YOKL0325.JPG

YOKL0311.JPG

 

巨岩の奥に、ねじれた二段の滝

上段は北向きで落差6メートル、下段は北西向きで3メートル。

YOKL0318.JPG

YOKL0316.JPG

 

ねじれの滝、上段

YOKL0321.JPG

 

下段

YOKL0322.JPG

 

大滝への道

ねじれの滝から大滝へは、やや急な山道を約30分程。途中、鎖場ならぬ、紐場が有った。

YOKL0329.JPG

 

紅葉を愛でながら

YOKL0330.JPG

 

足場道

滑りやすそうな岩の上をトラバースして行くのだが、見ると足場が用意されている(写真中央、右下から左上に)。コンクリートで作ってあって中々気の利いたことだ。

YOKL0332.JPG

 

大滝

大滝も山道から少し下る。道からは滝の姿も見えない。ただ下から音が聞こえるので、予想して下ることとなる。

大滝が見えて来た

滝の前には案内の棒が立っている。

YOKL0336.JPG

 

大滝全景

落差は約20メートルで、海沢谷最大だと言う。
落ち口から6メートルで棚に当たり、その下9メートルは溝状の斜面を滑り落ち、最後5メートルは扇状に開いて滝壺に落ちる。

YOKL0337.JPG

YOKL0348.JPG

 

滝と落ち葉

YOKL0353.JPG

YOKL0341.JPG

 

大滝を後に下山

大滝の上流にもう一つ滝が有るらしいのだが、まともに道も無いらしくここで同じ道を下山。
途中紅葉を楽しみながら。

YOKL0356.JPG

YOKL0378.JPG

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://hakkaisan-photo.com/mt-tb.cgi/1066

コメントする

BLOG RANKING

八海山倶楽部は、日本ブログ村ランキングに参加しています
宜しかったら下のバナーをクリック、応援して下さい

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 南魚沼情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 東京 その他の街情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 魚沼情報へ
にほんブログ村

INDEX


新着情報

岐阜に移住・拠点にして


岩と清流・歴史と文化の地、岐阜を拠点に


木曽川水系

飛騨川水系

長良川水系

歴史の街並み

つわものどもが夢の跡

安曇野に身を委ねる

陸奥(みちのく)紀行

酒田山居倉庫、十和田・奥入瀬、酸ヶ湯、仏ヶ浦、本州最北端大間、恐山、尻屋崎、五所掛け温泉、八幡平、玉川温泉、乳頭温泉、角館武家屋敷、銀山温泉、山寺、裏磐梯、五色沼・檜原湖、大内宿
出羽三山神社、月山弥陀ヶ原、十二湖・日本キャニオン、竜飛崎、八甲田田代平湿原、蔦沼、奥入瀬渓流

武蔵野と水辺


「舞台は武蔵野」 ? 全てはここに

「関東平野・武蔵野」私的覚書 - 鵜呑み厳禁

母なる川、多摩川の風景

奥多摩・御岳

多摩川上総層群

玉川上水

武蔵野の地形地質との折り合い、奇跡の43Km

野火止用水 ? 知恵伊豆、最初からの本命?

千川上水

水道道路ー都会を貫く直線道路

国分寺崖線

野川 ? 武蔵野の湧水を集めて

仙川 ? 野川最大の支流で水のミステリーの中心

深大寺周辺 ? 国分寺崖線の奥座敷

中仙川緑道と入間川

矢沢川?九品仏川斬首で出来た等々力渓谷

六郷用水(次大夫堀)・丸子川

丸子川支流?谷戸川

立川崖線と青柳断層

ハケの清水と府中用水

残堀川

立川崖線終焉

南北崖線軸と山の手台地

皇居

渋谷と渋谷川

目黒川水系

神田川水系

杉並地内「暗渠の迷宮」を辿る

呑川水系

石神井川水系

山の手台地 Others

武蔵野台地北縁

落合川(黒目川支流)


その他

You Tube 動画

2022年2月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28          

Profile

jigazo.gif