故郷を離れて既に40年 東京・武蔵野の水辺を中心とした身近な風景と駄文を発信します

新宿二丁目・ゲイの町探索

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新宿二丁目、ゲイの町

Wikipediaによると、新宿二丁目は大阪市北区堂山町と並んで世界に冠たるゲイ・タウンとして知られている。通称はニチョ、二丁目。新宿通りから靖国通りに抜ける約230メートルの仲通りを中心に、その周りの路地などを含め、450店舗程のゲイバーやゲイグッズショップ、同性愛者同士が入れるホテルなどが林立しているそうな。

今回初めてここに踏み込んでみた。
実はもう少し隠避な雰囲気をイメージしていた。実際そう言った雰囲気の店構えも有るには有るのだが、ただ通路を歩いている分にはそれ程には感じない。歌舞伎町などと比べても地味な感じ。何の予備知識もなく入り込んだら、或いはそれと気付かずに通り過ぎたかも知れない。店舗数も450も有るようには感じない。しかし一つの雑居ビルに何店舗も入っていたりするのだろう。隠避なのはその店の中であって外からは窺い知れないのかも。
かと言ってその店の中に入って、撮影取材も出来ないしその勇気もない。本来ゲイバーは、女性客や「普通」の男性客の入店は歓迎しないらしい。そう言う客の出入りする店にはゲイが敬遠して寄り付かなくなるのだそうだ。そんなところに迂闊に飛び込んだら菊の花が血に染まる。

夜の9時半頃に行ったのだが、通行客もまばら。これも歌舞伎町などとは違っていた。既にその道の者どうし真っ直ぐ目指す店に直行するのかも知れない。通路であれこれひやかしたり入る店を物色して歩くなど、他の歓楽街に有りがちなことがここでは少ないと言うことか。
そもそもここに集まる人たちは数的にはマイノリティであって、ごった返す程の絶対数が本来無いのだろうな。
この辺、いずれも「その道」の門外漢である私の推測。

※ 下の久からのコメントにも有るように、人出のピークは日付を超えてからのようだ。人出がまばらだったのは時間帯が早すぎた為らしい。
今度、12時過ぎに一度行って見よう。

……と言うことで、予備知識も無く事情にも疎い私の、取り敢えず第一回目の探訪記。
説明するだけの知識も無いので写真を羅列するだけですが、雰囲気だけでも感じて下さい。と言って、最初に書いたように、外から見るだけでは概して普通の雰囲気です。
又、やはりここでの撮影、特に夜の撮影に必須な三脚を立ててカメラを構えるのは若干気が引ける。特に客と思しき人達にモロにカメラを向ける勇気は私には無かった。

 

新宿御苑入り口近くから見る、仲通り(1)

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新宿通りを挟んでの仲通り(2)

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ゲイグッズのショップなのだろう(9)

カメラを向けたらそれに気が付いた店員が、店の中から睨んでいた。

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(10)

なるほど、やはりここでは「前」で無く「後ろ」が売りか。尻ならこんな風にポスターにして往来に晒すこともできる。前をそのまま晒す訳には行かないもんな。
私自身はただ関心が無いだけで、性的マイノリティへの偏見はなるべく持つべきではない、と思っている人間だが、こういうものにやはりそそられる向きもいるのだろうな。

ただ多数派の異性愛同士でも、特に縄やムチを必要とせず睦み会っているカップルが殆どな訳だが、同性愛・性同一性障害の人も相手が同性だと言うだけのことで、ことさら刺激的な縄やムチを必要とする訳じゃなかろう。その辺チョッとした疑問。

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一見、普通の店もある(11)

ただやはり、客筋が違うのだろう。

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(12)

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座っている「男性」は人形(13)

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外人客が目に付いた(14)

外人にゲイが多いのか、こう言うことに対し、外人はおおらかで人目を憚らないと言うことか。
或る店の前で外人客が2人、外から店内に狂おしげに手を振っていた。内と外で、後朝(きぬぎぬ)の別れ、と言う風情だった。

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(15)

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(16)

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(17)

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コメント(2)

久し振りに見る新宿二丁目、なんだか懐かしい様な気がするなあ!

約1年前迄は俺のタクシー営業エリアのひとつだった。そんな俺も、夜の9時半頃はあまり二丁目に行く
事は無かったなあ。 やっぱり閑散としている。

俺の車を良く指名してくれた店のママ(勿論オネエ)は大体夜10時頃のご出勤だった。 そして、店を閉めるのは午前3時~5時頃。

つまり、二丁目の客のピークは午前0時~2時頃。  この時間帯に行くと特に新宿通り~靖国通りへの
一方通行と仲通りが人やタクシーで、ごった返している状況を見る事が出来るだろう。 (あまり曜日に関係無く人が居るのが不思議だった)

主に歌舞伎町や六本木・渋谷・池袋で遊んだ客が二丁目に流れる場合が多い様で、それで二丁目の営業時
間が遅くなる様だ。

また歌舞伎町等のキャバ嬢達が仕事明け(午前0時半~2時半頃)の息抜きで二丁目のゲイバーへ行く、
ゲイバーの方が彼女達を癒し上手な店が多いらしいのだが必然的に一般客もその時間帯に集まる様になる。
(一般客の多くはキャバ嬢達と同じ客同士として遊べると言う事で安上がりになるのが目当てと言う訳)

我々タクシーも、そういう客の帰りの足として稼がせて貰おうとその時間帯に集まって来ると言う訳だ。
色々とエピソードも有るが、それはまた次の機会に!    ハチャ!

そうか、ピークは12時過ぎか。今度その時間に一度行って見よう。
カメラに三脚ってのがやはり、少し気が引けるけど。

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