JR埼京線板橋駅から不忍通りまで
板橋駅脇で線路下をくぐり、埼京線の東側に出る。ここから谷端川(暗渠)は南下して行く。
撮影Map
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板橋駅脇でJR埼京線をくぐる。
埼京線の東側に出て、APAホテル脇を直ぐ右に曲がり、谷端川(暗渠)は南下コースとなる。
微妙に蛇行する道路がかっての水路を彷彿させるが、水路、暗渠のハッキリした痕跡は全く見当たらず、単なる一般道の風景。歩いていても味気ない。
「谷端復興区画整理竣工記念」の碑
谷端川(暗渠)道の少し脇、南谷端公園に、こんな石碑が立っていたが、谷端川と関係あるのだろうか。
都道305を渡る
「谷端川跡」案内板
マンションの生け垣の中に、谷端川跡の案内板が掲示されていた。コースの中で貴重な(ほぼ唯一)直接証拠。
都道436に合流
宮仲公園
合流地点の道路脇に有る公園。
大きくはないが、「皇后宮御歌の碑」だの「大谷大学開学の碑」などが有って、なんとなく由来のある公園のようだった。
都道436
暗渠道の痕跡・風情は全く無し。ただ地形的には谷筋になっていて、川が流れていたとすればここ以外にないだろう。
「東京下水道」のマンホール蓋
都電荒川線を超える
JR山手線をくぐる
直ぐ右側に大塚駅。
大塚三業道路
線路を超えて直ぐ都道436を離れ左側に折れる。三業道路と呼ばれているそうだ。
三業とは、大正時代に料理屋、芸者置屋、待合の営業が認可され、関東大震災の復興と共に東京屈指の花街に成長した大塚三業地に由来するのだとか。現在それ程の艶っぽさ、艶やかさは感じないのだが。
道路の蛇行にかっての水路を重ねて見る。
都道436にぶつかる
不忍通りと猫又坂
千石三丁目交差点で、都道437(不忍通り)と交差する。
ここから左(北東)に、長く続く上り坂が「猫又坂」。逆に右(南西)側に「白鷺坂」が向き合う。つまりこの都道436は谷の底と言うことになる。「千川谷」或は「千石谷」などと呼ばれているようだ。「千川」の名称は谷端川が千川上水からの助水を得、水量としてもそちらが主となっていたことからの呼び名。なお更に下流側では「小石川」とも呼ばれている。
猫又坂の昇り
駒込、田端方向に続く。
猫又坂の碑
千石三丁目交差点の谷底から70メートル程坂を昇った所に、猫又坂関連の案内板や碑が有る。
「猫又坂」の呼び名は、ここの谷端川(千川、小石川」に掛かっていた橋、「猫又橋」にちなんでのもので、置かれている石の碑は橋の袖石だったものが史跡として保存されているだそうだ。それだけでなく「猫又」には色々ないわれが絡んでいるようだ。
その辺の概要は案内板でご覧下さい(クリック、拡大表示)。
千川谷・千石谷
猫又坂の碑から谷底の都道436を見る。
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