2019 海野宿
海野宿は元々、平安・鎌倉時代の海野氏の領地として栄えた城下町だったが、江戸時代(1625年ー寛永2年)、中山道の軽井沢と北陸道を結ぶ北国街道の宿駅として開設され、佐渡金山からの金の輸送、北陸諸大名の参勤交代、善行寺参りの参詣客などで賑わった。
明治・大正に入り鉄道網の発達に伴い、宿場町としての機能が失われると共に養蚕業を中心として発展、その名残は今の街並みにも見られる。
古くは日本武尊の東方遠征、木曽義仲の挙兵などに係わりのある地でも有ったらしい。
1986(昭和61)年8月10日、「日本の道100選」に、翌1987年に「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、それを契機に1989(平成元)年から海野宿内の道路環境整備事業を実施、中央水路の改修・道路や植栽の整備、電柱の撤去などがなされ、現在の景観に至る。
通りは非常にきれいに整備されているが、妻籠、馬籠、奈良井などと比較して、自動車での往来も許されているようだ。
海野宿の街並み
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撮影者の影が映りこんだり、画面が揺れたりしていますがご勘弁を。
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