【故郷の風景】、今回の話題は八海山を背景に、
新潟県内限定の「スペシャルな新幹線」を撮影しようと言うもの。
この新幹線、今年4月29日から上越新幹線・越後湯沢⇔新潟市間で、原則 土・日と祝日に運行を始めた。
特徴は、有名アーテイストの絵や作品が車両ごとに展示されて楽しめると共に、外装もアーテイストの作品で
カラフルに彩られている事。
カタログコピーの為色彩がうまく出ないのだが、鉄道ファンならずとも自然の中を疾走する姿はカメラを向
けたくなるものと思う。
(たゞ、黑色が多い外装は、自然の中で走る姿は背景に溶け込み易く撮影が難しいかも?)
そして、その 背景に八海山 が入ったら これは 【絵】 になりますよ!
ところで、 参考ですが ≪ Win PC でご覧の方へ ≫
文中の写真は「画像」をクリックすれば拡大モードとなります
Win 7 以降のOSならキーボード上の位置操作 「→ ↑ ↓ ←」 対応
キー操作でマウスだけでは見えなかったエリアも見る事が出来ます
Win 7 ~ Win 10 以外のOSでは未確認ですので動作保障はできません、念の為。
話を戻します。
その新幹線の名は、【現美新幹線】 (げんびしんかんせん) 。
詳細は後述するとして、
【現美新幹線】の運行区間を再確認して見ましょう。(下記、マップ参照)
◆ 運行区間:上越新幹線【新潟】⇔【越後湯沢】 (マピオン3Dマップより)
地図上、2重の輪の中(八海山の麓)が私達の故郷(旧“城内”)
ある年の晩秋、里に初雪が積もった日の午後 (トミオカホワイト付近より)
ある年の5月上旬、田植直前の風景 (雪国まいたけ工場付近より)
◆ 魚沼スカイライン・枡形山頂上付近より
(雪国まいたけ工場付近への自然のスポットライト)
しかし、残念ながら「いち番欲しい 八海山 ・ 正面 のこの方向」から は、
≪走っている新幹線を入れた写真≫を撮る事が不可能 なのである。
それは、上越新幹線が【越後湯沢を出るとすぐトンネルに入り、五日町スキー場のすぐ先】迄、
魚沼丘陵の地下に潜ってしまう為である。
でも、真正面からの【八海山】は無理でも八海山と新幹線をテーマに出来る撮影エリアは結構ある。
それらの内の何ヵ所かの撮影スポットを参考としてご紹介しましょう。
その前に、【現美新幹線】について少し触れて置きましょう。
(以下、JRびゅうのカタログ抜粋)
と、豪華版の新幹線で、内装・外装ともに
有名アーテイストによる装飾の【走る美術館】がコンセプト。
注 : 現美新幹線の運行ダイヤは1~3ヶ月単位で変わります
10~11月以外(9月も)の月の運行計画については各自で調査の上
撮影スポット通過の時間を推定して下さい。
各新幹線駅・旅行案内所や主要旅行会社で事前に「現美新幹線」の最新
版カタログを入手するのが良いでしょう。
さて、こゝではその【走る美術(外装)館】を八海山とコラボしたら【芸術秋の良い作品】になるのでは?
と考えた訳。
もっと早く気が付いていてたら、稲刈前の「稲穂と新幹線と八海山」なんてトリプルコラボも狙えたかも?
それではどんなシーンが撮れそうか検討して見たいと思います。
(住まいが茨城なので Google Map ストリートビュー 等 から探って見ましょう)
1.八海山の「正面に、より近い方向から撮りたい」場合
☆ 新幹線がトンネルから出る位置に近い程、正面に近い画像になる。
ただしあまりトンネルに近いと、下り(浦佐)方向へ向かう列車のシャッターチャンスを
逃す可能性が多くなる。
◆ 上越新幹線の湯沢から来て、トンネル出口に一番近いライブカメラ映像
(五日町スキー場からの八海山:2016.08.31 15時30分 ゆきぐにネット様より)
上越新幹線はこのライブカメラの設置されている建物の、まさに真下を潜って いて
こゝ五日町スキー場から直線で約1.2km浦佐寄りの「城山新田」で地上に出る。
また、標高も80~90m位低くなり、仰角が変る為 山容も少し変って来る。
2.現美新幹線と八海山が【絵になりそうなエリア】
☆ 城山新田~浦佐スキー場の間、特に九日町から浦佐スキー場を結ぶ、国道17号線の 東
側にベストポジションがあるものと思われる。
特に八海山に重点を置くなら九日町から天神川を結ぶR17号の東側(下記地図の右側)
にベストポジションが有りそうだ。 (新幹線と八海山の写りのバランスが良さそう!)
八海山にこだわらず、越後三山(越後駒ヶ岳・八海山・中の岳)にシフトして考えるなら
案外、浦佐駅周辺からも意外なスポットが狙えるかも?
◆ 普通のカメラでも結構いい絵がとれそうなエリア
(★マークの辺りかな? ・・・・ ただし保証は有りませんよ!)
3.Google Map (ストリートビュー)による参考画像
◆ R17号のレストラン・クルサレットの所(信号無し)を右折した道から
(写真は通常の新幹線、現美新幹線はもっとカラフルだと思う)
実はこの場所にある hakkai(株)と言う会社、NHK の「サラメシ」と言う番組で【八海山】
が良く見える社員食堂として紹介された事があり、また、同じく NHK 「小さな旅」で昨年夏
頃、創業者の 会長(だったと思う)ご夫婦の400回目の八海山登山 を写した番組が 放映さ
れた。
(ちょうど、グレートトラバース(200名山)が八海山を通過した時期と重なって居たっけ)
八海山 とは不思議な 縁 がある会社である。
小生としては何の縁も無いのだが、出来ればこの道からのワンショットを残したいと思う。
もし、社員だったら、社員食堂(2F)からのビデオ映像も残せるだろう。
(社員達の環境が羨ましいですね!)
◆ 浦佐周辺では 浦佐スキー場のレストハウス付近から ・・・過去、何処かのサイトより入手
写真は、右端の山が「八海山」、その左側が「越後駒ヶ岳」、標高600m位迄雪が来た晩秋の
季節と思われる。 空気が乾いて居ればこその風景で、春には殆んど望めない晴天です。
※ 写真の出典不明。 もし写真を撮影された方がご覧でしたらご連絡下さい。
もし、不都合が有りましたら掲載を削除致します。
※ 浦佐スキー場は 数年前廃止 になってしまった為、今では車では登れないかも知れ
ません。
また、スキー場への立ち入りには、「管理者の許可を得る必要がある」かも知れま
せんのでご注意願います。
レストハウス迄の途中でもOK(但し車道の邪魔をしない事)
付近からの越後三山と新幹線は絵になると思う。 画面左に浦佐駅が見える。
空気が澄む10月以降がよりスッキリとした映像に!
新幹線迄遠いので、もしかしたら普通の新幹線が返ってハッキリ撮れるかも知れませ
んね! (ズームUPすると山と新幹線の画像バランスが難しくなるかもしれません)
こゝ、浦佐スキー場からは山と新幹線と欲張らず、山は山・新幹線は新幹線と別々に
構図を作った方がいい写真になるかもしれませんね!
この距離では、せっかく綺麗な【現美デザイン】も写真にすると風景に負けてしまう事
が多いでしょう。
( 余程 乾燥 時の 快晴 で、西日に近い日差し の時で無いと、色彩が出ない でしょう )
※ 新幹線は浦佐駅を出るとすぐにまたトンネルに潜ってしまう
3.現美新幹線にも乗って、更に魚沼盆地を周るバスの旅
【 JRと旅行会社のコラボ企画 】
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