前回投稿の【カタクリ群生地 2017(関東編)】で案内したカタクリ群生地【三毳(みかも)山】の、
前回は殆んど咲いて居なかった、その後の開花状況が知りたくて4月4日 (火) 改めて行って見た。
快晴の日の夕方16時頃、東向き・雑木林のゆるい傾斜地に広がるカタクリ群生地は満開を迎え
ていた。 そして、その日夕映えの群生地は、めったに見られ無い今日・この時刻にしか見る事
の出来ない自然を見せてくれたのです。
三毳山・カタクリの園・・・【三毳山公園】最寄入口は東口
◆ 三毳山でも【この「カタクリ群生地」は独特】な風景
(夕刻で陽光も少し赤味を帯びて来た所)
他のカタクリ群生地の場合、この様に青々とした下草は無く、青葉としては
落ち葉の中から発芽したカタクリ自身の葉と、点在して生えるスミレやイチ
ゲ類、タンポポ等早春の山野草や雑草類で、この位広範囲で見ると、殆んど
落ち葉の中からカタクリが咲いて居る様に見えるのが一般的。
ここは、下草の殆んどが「彼岸花科の【キツネノカミソリ】」と言う植物の
葉で、見た目は彼岸花と同じく葉だけでの見分けは難しい。(ニラに似た葉)
この様な群生地は、私は他では見た事がない。
因みに、キツネノカミソリは7~8月頃 黄色~橙色 のニッコウキスゲを小さ
くした様な花を複数付けて咲く。 これも群生して咲くので見事ですよ!
◆ キツネノカミソリ(ネット画像より)カタクリ園、第2東屋上部付近
カタクリの花、4月4日に戻りましょう。
花のUPから群生写真へ
この緑色の葉がキツネノカミソリ
◆ 陽ざしが傾くのをしばらく待って冒頭の写真、そして以下に続く
(太い幹の影がカタクリの引き立て役として気に入った光景)
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