少子化現象は我等の故郷も抗し難く、近隣3校統合に伴い母校「城内中学校」を、増・改築の上、
2018年度より新たに、統合校・【八海中学校】として発足する事になった事はご存知の方も
多いと思う。
今年8月末起工式が行われ、9月からはすでに整地工事などが始まっているので従来の姿を見る
機会も少なくなりつつある昨今、我等【城中】卒業生の心の原風景とも言える学校の姿を一部で
すが紹介しましょう。
桜の季節・【グラウンドからの校舎】
今年の春、何気なく撮影した城内中学校の写真ですが、今となっては来年からは姿を変えてしまう為、
【2度と見られ無くなった風景】です。
※ 9月から着工の新校舎が、下記写真の左奥に見える体育館(青い屋根)の手前に建つ為と、
学校の正門が左の宇田沢川・堤防道路側に移る事で、この景観もかなり変わる事と思う。
◆ 2015年4月28日 (写真は複数枚の合成ですので不連続部分は悪しからず)
新な統合校は「五十沢中学校」「大巻中学校」「城内中学校」の3校で、【八海中学校】となる。
◆ 【八海中学校】 起工式 (南魚沼市 HPよりワンカット)
とは言うものゝ、我等の年代では現在の「城内中学校・校舎」も新し過ぎて馴染が無い人も多いでしょう。
と、言ってもこう言う事態は想定外だった為手持ちの写真は下記1枚しか見付からない。
◆ 昭和30年代(小生が中学校時代)宇田沢川対岸「暮坪山」の上から義兄が写した風景
◆ 上の写真を八海山倶楽部仲間の亘氏が絵にしてくれたもの (こちらが非常にわかり易いと思う)
左に合同製糸の煙突が、右側に城内中学校と小学校(一部)が見える。 後に宇田沢川の
氾濫で、手前に見えるグラウンドの大半が流失、冒頭の写真はその後に再建された学校の
グラウンド。
◆ 昭和30年代写真の撮影場所 : 現代の「暮坪山」 ・・・ 頂上に杉が数本見える所
(右奥に続く尾根の山が「鬼の面山」、宇田沢川に落ち込む崖が「鬼の面」)
3月末、南国育ちの義兄が【凍み渡り】をしたいと言うので一緒に登った時写してもらった
写真が思いがけない記念写真となった。
此処から見える暮坪山の斜面は、春先にカタクリが真っ先に出て、麓(集落名)の六万騎
山に匹敵する位(?)の群落が見られた所だった。
最近では山が人々の生活様式の変化で (芝刈り等の手入れが無くなり) 放置された為 、
カタクリも減り、山頂の杉迄辿り付くにはかなりの藪漕ぎを覚悟しなければならない様だ。
(何年か前、右側杉林から登ろうと試みたが昔の杣道は雑木の藪で消えて居た)
☆ 出来れば何処かに年代ごとの学校・城内関連写真を集めたコーナーでもあればいいかもね!
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