柏崎刈羽原発も再稼働へ? 【1】 より続く
【立山・室堂】まで【紅葉狩り】に!
もう1ヶ月以上も経ってしまいましたが、古くからの友人の案内で9月24・25日の2日間で、サルが温泉に入ると言う事で有名な 長野・湯田中「地獄谷温泉」に1泊のドライブに行こうと言う事になった。
私はまだ 地獄谷 には行った事が無かったので楽しみにしていたのだが、彼とは3年振りのドライブで二人とも長距離運転は慣れている事も有って、紅葉も見たいとの話と前日TVで立山(室堂)の紅葉が放映されて居た事を見た為、立山(紅葉見物)⇒ 地獄谷 コースで1泊2日(宿は決めずに途中で探す)と、行動範囲が拡大してしまった。(走行距離で4割位増えた事になる)
そんな訳で小生宅の出発を9月24日午前1時半と、深夜に出て立山駅(ケーブル)着 8:00AM ⇒ 室堂・10:00AM頃着と紅葉見学にはベストな時間に着いた。
天候は、時々小雨がパラ付く状態だが、結構見晴しも良く草紅葉や周囲の山並みも見渡せる好条件で、室堂平散策を堪能出来た。
◆ 室堂(室堂平)散策
立山を下山後、称名滝を見て長野に向かった訳だが次の日は殆んど雨となり、サルも山から出て来ない為「地獄谷」は断念して早々に帰路に付いた。
称名滝の帰り、ヤマブドウの蔓があちこちに繁っていたのでブドウの実が有るのかと探して見たらたった1ヶ所だけ熟した房を見つける事が出来た。
残念ながら高い枝の先に繁っていた葉裏に隠れていたもの、手で採れ無いならせめて写真でもと、1枚撮って来た。
その立山も、今は冬籠り直前! もう雨が降れば雪になる季節に入っていると思う。
その後、【温泉に入るサル】を見たいと長野・湯田中の「地獄谷」にも行ったが、残念ながら増々雨が強くなり温泉に入る為に山を下りて来るサルは居らず、早々に帰途に付いた。
と、ここ迄は単なる旅行記でしたが、以下本題に移りましょう。
【立山・室堂】は「柏崎」から直線で約120~130km
1. 【3.11(福島・原発事故)】に学ぶ事
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と言うのが人間の特性で、これが有るから辛い事にも耐えられたり
気持ちの切り替えで新しい事にもチャレンジ出来る。
一方、この特性の為に「同じ過ちを繰り返す」と言うマイナス面も持ち合わせている。
1)放射性有害物質(放射能)の拡散範囲
◆ 福島第一原発からの拡散例(NHK放送大学・特別講座よりのTV画面)
出典:NHK・放送大学、特別講座【未来への教訓 検証・福島第一原発事故】より
講師:社会技術システム安全研究所 所長 田辺文也 氏・・原子力関連のプロ、著書類も多出
画像が不鮮明で数字は読みにくい点、ご容赦頂きたい。 またTV画面の右上に3.11震災時
の転倒傷(液晶不良)が黒く広がり見難い点も重ねてご容赦願います。
読みとって欲しい事は細かい数字では無く、日常生活を脅かす可能性が有るとされる放射能
汚染レベル(当時ガイドラインとしては100ミリシーベルト以上)の拡散エリアです。
上の写真で見ると、2015年10月13日(事故後6ヶ月)経っても高濃度の汚染物質(セシウム
)が残留蓄積している部分が約200kmも離れた榛名湖や赤城大沼付近迄広がって居る事。
そして、この影響で「榛名湖」・「赤城大沼」のワカサギ漁については4年後の今年の9月に
今シーズンもまた、禁漁となりスポーツとしての釣りは出来るが釣った魚(食用)の持ち帰
りは出来ない事となった。
セシウム134・137の半減期が長く、また湖周囲の山々からの流入汚染物質で濃縮された物を
ワカサギが餌にしている為と思われるが、現在の残留放射線レベルは 50~70ミリシーべ
ルトを平均値として居り、安定して50ミリシーベルトを下回る事が無い為との事らしい。
つまり、今は安全宣言は50ミリシーベルト以下で安定する事が条件と言う事の様だ。
2)「福島」の厄災と同じ事故が「柏崎」で起きたとしたら(仮説)
言うまでも無く、福島第一原発にしても、3月11日と言うあの日からメルトダウンと爆発事故
が最低3回繰り返し、最低数か月に渡って「地形と季節風・その日の気象」に任せて360度
の方向に放射能汚染物質が拡散された。
中でもメルトダウンに伴う3回の爆発は高濃度の汚染物質を高・高度に吹上げ、この時の上空
の風向きが拡散の濃淡エリアを決定する。
言い換えれば「季節」「地形」「気象」「爆発規模(汚染物質の吹き上げ高度と量)」に依っ
て「360度どの方向にでも汚染エリアの腕が延びて行く可能性が有る」と言う事。
が、前提なのだがこれでは纏め様が無いので福島の事例を重ね併せる事で、厄災に依る影響に
ついての仮説を想定して見たい。
【柏崎】で【福島】と同じ季節に同等の事故が発生したとすると!
この季節の風向きは季節の替わり目の為、厳密に言うと非常に読み難く、360度どちらに向
かって吹いても可笑しく無い。 が、ここでは「福島」の時とほゞ同じ風向きとして海上方向
へ抜ける無意味な論議を避ける為、知名度の高い「立山」方向に風向補正して考る事にします。
ちなみに、2月~3月は時折通常の季節風と逆方向の強風が吹く事が有り、これが昔から日本
では「東風(こち)」と言われる現象。
中国史上で有名な古事「三国志・赤壁の戦い」も、この現象が勝敗を決めたとされている。
話を戻して「柏崎」と「福島」考える前提の為の風向を表示したのが下記掲載のMAP。
◆ 【放射性汚染物質・降灰範囲】検討前提 ⇒ 風向定義(地図中の矢印) Goole Map
先に記した通り福島からの矢印は「実際に起きた汚染実態の例」、柏崎で同様の事故が起きた場合
の一方向例である。(重ねるが、その時の気象や季節風で360度何処へ向かっても不思議では無い)
そして「福島 ⇒ 赤城・大沼」迄 約180km、「榛名湖」迄 は 約200kmもの距離が60ミリシーベ
ルト以上の「残留放射能汚染」ベルト地帯となってしまったのである。
(後述するが、現在厚生省は公表して無い様だが漁協等へは50ミリ以下が安全圏としている様だ)
この事例を上記掲載の 矢印 通り柏崎に置き換えて当て嵌めると、立山(室堂)迄は直線で 約120
kmで、「汚染ベルトの到達範囲」を軽く超えた距離である。
そして、何が起こるか?
当然、室堂一帯の汚染に対する直接的影響は、勿論だが、観光地としての風評被害が一番大きな、
ダメージになるだろう。
◆ 柏崎刈羽原発を起点とした直線距離イメージ (Mapion 3DMap に作図)
◆ 福島第一原発➡赤城・大沼/柏崎刈羽原発➡立山・室堂、との距離比較
◆
柏崎との距離は関係ないんじゃないですか。結局今は日本全国に原発関連は配置されています。理由はよく知りませんが。全世界に原発を作った方がいいかもしれませんね。
今迄色々な人と話をしているが、関東以西の人に取っては正直な所無関心な人が多すぎると感じている。
何故かと言えば、「結局遠い所の出来事で自分には直接被害が無い」と思っているからなのでは無いかと思う。
現実にそう言う言葉を何遍も聞いた事が有り、真剣に考えようとしない人(特に若い人)が少なくない。
そんな訳で、200km近く離れた場所でも事故から4年経った今もまともなワカサギり漁さえ出来ない被害が続いている事を訴えたかった訳。
それは柏崎で起こっても同じ様に被災する(距離が近ければ尚更被害が大きい)事も、これから書く予定。
諸般の都合で、少し掲載スピードが遅れていたけどね!
ま、沖縄の米軍基地みたいなもんですかね。ウチの隣の話ではないとか。柏崎・巻と南魚沼近いですねえ。関西以西の人は関心薄いんですか。愛媛にあるのに。あそこだと薩長土肥も近いですよね。ちなみに、おれの友だちが青年海外協力隊でマーシャル諸島に行ってますけど、だれも放射線とか関心ないそうです。
「日本」も頑張って欲しいですね。今日、郵政株が公開されたそうですが、何ですかね、あれは。「構造改革」とか「民営化」とか、無条件にいいことのように言っている学者、マスコミ、ヘンですね。ひっくるめては申し訳ないけど、中にはまともな人もいるのだろうから。
「我々」はちょうどいいところにいる(いた)のかもしれませんね。旧新潟3区だし、原発もすぐ近くにあるし。
ところで、秋餅会22日だそうですが皆さん出ますか?
昔、何かの本で読んだ記憶によると、
【凡人は我が身で経験して物事を学び、賢人は他人の経験を見聞きする事で学ぶ】
のだそうだ。
いつの世も、人種や居住地に関係無く、圧倒的に凡人が多いと言う事でしょうね!
18才からの投票権が正式に決まったけどどうなるのかな~?
22日秋餅会か、時期的にもちょうどいい頃なんだが、人の出入りが有る為仕事は休めそうもない。
残念だが欠席させてもらうよ!
もし行く様なら皆さんに宜しくね!