「朝ラー」と「大内宿」と「ヒメサユリ」

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6月27日(水曜日)、久しぶりに休みが合わせられるとの事で友人2人を誘って、「大内宿とヒメサユリ
群生地」の ワンデードライブを計画していたのだが、直前に友人の一人がギックリ腰で行けなくなり、
もう一人の友人が急きょ知人を誘う、と言うハプニングで、その旅は始まった。

あいにく、「ヒメサユリ」 は梅雨時の花、多少の雨は覚悟して、時間の余裕を十二分に取ってスタート、
6/27  午前0時30分頃出発した。
天気予報は“晴れ”、道路も予想外に空いていた為、東北道・上河内SA到着は想定よりも1時間以上
早く着いた。
SAで相談の結果、ルートを大きく変更して、「喜多方の 朝ラー(ラーメン朝食) にチャレンジしよう!」
と言う事になった。  勿論、その後 「大内宿とヒメサユリ群生地」 も周る事は当初予定通り。

 

喜多方・「朝ラー」

5:00AM 喜多方(駅前)着、さすがにこの時間では開いているラーメン屋は無く、駅で列車を待っている
数人の人に聞いたら、朝6時頃から何店舗かが 「朝ラー」 をやっているとの事だ。
しかし、1時間も時間を持て余すならと、近くで「アヤメ祭り」をやっているとの情報からそれを見に行
こうと言う事になった。

ところが場所が見つからず、途中の農家で聞くと、「アヤメ祭り」 はどうやら誤報だったらしい。
が、偶然立ち寄ったこの農家に、ミニトマト位の実を鈴生りにした巨木があり、(グミでは無いかと
思いながらも) 思わず 「この木何の木?」 と聞いたのがきっかけで

   「グミだ! 良かったら好きなだけもいで行け、木だけ残してくれればいい。
                    どうせ鳥たち(ムク鳥らしい)のエサになるだけだ!」

と言う事で、わざわざビニール袋まで探して来てくれた。   暖かい心使いが嬉しかったねー!

◆ 下の写真はその時のもの。2012.06.27A -010 喜多方・グミ.JPG

甘い実も渋い実も色々味わいつつも懐かしい味を堪能させてもらい、農家のご主人の親切に心温まり、
アヤメ園に行くより楽しいひと時を過ごして大満足! 後ろ髪を引かれる思いで農家を後にした。
この後喜多方市内へ帰る途中の「道の駅」に立ち寄った。
此処は温泉施設も揃っていて旅人には優しい東北地方に共通した「旅人目線創り」の道の駅だ。
キャンピングカーや乗用車で泊って居たらしい10数台の車がいた。
その中の1組のご夫婦は、「これから青森・大間からフェリーで函館へ渡り、北海道を周る」 のだそうだ。
ご主人の年齢を聞いて驚いた、我々よりも10歳も年上だとか、74歳?
見た目では60歳位だと思ったんだが ・・・ 我々も「年とったなー」なんて言ってらんねーべやれ!
「悠々自適ってこう言う事を言うんだろうな!」 と言った友人のつぶやきに、自分もまた肯いていた。

さて、喜多方市内へ戻って、いよいよ 「朝ラー」 だ!

教えてもらった 「坂内食堂」 へ行くと、すでに5・6台の車が待って居て、我々が付いてからも続々と
集まって来る。 それも、他県ナンバー車が多い事にも驚かされた。
(半数以上は他県ナンバー、長野・富士山・湘南・岩手 etc. 京都ナンバーのオートバイも居た)
ところで偶然だったのだが今回入った 「坂内食堂」 、 「喜多方老麺会」 と言う市内ラーメン店グループ
のリーダー的存在で 、「坂内」 「小法師」 と言う2つの店舗名で関東中心に、全国に50数店舗を持つ
チェーン店の本店だった。

実は、「この店なら、わざわざ喜多方まで来なくとも良かったな・・・」なんて、内心反省していたのだが,
いざラーメンを食べてみたら、やはり来て良かったと、考えを改めた。
以前、関東近郊の 「坂内」 「小法師」 には何店舗か入った事があり、どの店でもほゞ共通の味がする事
から好きなラーメンチェーン店のひとつであった。
そして、本店の味、まさに期待を裏切らない “共通の味” であった。
言い換えれば、 “共通の味の原点が此処にあった”  と言うべきなのだろうか。
最近はゴチャゴチャと色々な具材をトッピングして、本来の味を壊して平気な顔のラーメン店が多い中
この店のラーメンはひと味違う様だ。

何はともあれ同行の二人もほゞ満足してくれた様で、目標の “朝ラー”  も結果オーライで、クリアー。

 

「大内宿」

喜多方から会津若松市内を抜けて、R118をひた走り湯野上温泉で右に入ると、約5km程で「大内宿」。
駐車場は有料だが、300円は納得の価格。  以下言葉より写真がわかり易いと思う。

◆ 大内宿全景2012.06.27B -007 大内宿.JPG

♦ ガイド板2012.06.27B -011 大内宿.jpg

 

◆ 宿場内風景2012.06.27B -013 大内宿.jpg

そして、大内宿を後に「ヒメサユリ群生地」へ

 

「ヒメサユリ群生地」 (高清水自然公園内)

大内宿からは、約1時間、南会津町南郷(旧南郷村)にあり国内最大の群生地らしい。
駐車場も群生地入口のラッキーポイントを確保、駐車料は無料、入園料は一人300円、絶好の花日和である。

◆ ヒメサユリ群生地  (全景は撮れる場所がない)2012.06.27C -050 高清水・ヒメサユリ.JPG

◆ ヒメサユリ2012.06.27C -017 高清水・ヒメサユリ.JPG

◆ 被写体は・・・・ 「花」?2012.06.27C -001 高清水・ヒメサユリ.JPG

2012.06.27C -025 高清水・ヒメサユリ.JPG

2012.06.27C -031 高清水・ヒメサユリ.JPG

2012.06.27C -052 高清水・ヒメサユリ.JPG

今年は遅れ気味で、6/27 時点では6分咲き位、満開は 7/6 頃との事、(7/10頃には閉園予定との事)
天気も最高、開花している花は6分咲きであっても、充分に楽しめた。
13時頃、ヒメサユリ群生地を後に、帰途についた。

 

【DATA】

【友人宅(6/27 0:30発) → 喜多方(5:00着) → 大内宿(9:00着) →
                → 高清水・ヒメサユリ群生地(11:30着) → 友人宅(18:00着)】

【走行距離合計:約811km】 【ガソリン合計:42 リットル / 5,334 円】 【高速道路代合計:7,250 円】

【共通経費個人負担分:(燃料費+高速代)÷人数 = 4,195 円】

 

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