最近は各地で〇〇スポットとか△△スポットなどが流行りの様だ。
そこで、写真の季節は少し先になりますが、「スポット」の話題を三つ程ご紹介しましょう。
■ ホットスポット in Japan
♦ バスターミナルから歩いてわずか1時間、そこに
「イワナ」と「オシドリ」が一緒に泳ぐ、にっぽんの自然がある。
オシドリの足元を泳ぐイワナはほとんど尺イワナ。 (オシドリの体型からも想像付くと思う)
尺イワナとは、1尺以上、約33cm以上のイワナの総称で、今では釣り(渓流)人の憧れの魚体。
♦ そこは、こんな環境の池
もうお判り頂けた方も多いと思いますが、後ろの山は穂高連峰の一角です。
そう、上高地バスターミナルから歩いて約1時間の【明神池】です。
♦ 「嘉門次小屋」 付近と 「明神橋」
(梓川を渡って明神池に、橋の正面が明神岳)
明神池に定着しているイワナも多いだろうが梓川や支流に自由に出入り出来、餌付けはして居ないとの事。
オシドリも自然界の個体、こんなコラボが何時まで見られるのか?まさにこゝはホットスポットである。
■ パワースポット
私達の故郷に新しいパワースポットが生まれているらしい。
その場所は、このサイト(八海山倶楽部)の仲間達の故郷、それれも、まさに八海山そのものゝ登り口に祀られた、【城内口・里宮】にある。
八海山は、関越自動車道「六日町IC」を下りる時、天気が良ければその特徴的な山容を正面からご覧頂けます。
また、4月には【六日町IC】から5分位で下記掲載の【飯綱山古墳】、15分~30位の距離にNHKドラマ「天地人」の主人公生誕地【坂戸山】や五日町寄りに【六万騎山】、そしてこゝに取り上げる【八海山・里宮】に一番近い【八海山スキー場】等がカタクリの一大群生地として、花が咲き乱れる。
♦ 六日町IC、料金所手前からの「八海山」と、右、飯綱山古墳入口からの「八海山」
さて、本題の【パワースポット】ですが、下記掲載の八海山・里宮の横に有ります。
♦ 写真左が【パワースポット】の現在・冬の姿、右が【里宮】本殿(写真は5月末)
【パワースポット】はこの写真の様に杉並木の奥にたゝずむ「里宮本殿」に向かって左横の、杉林の中。
最近は案内板が出来ているそうです。
なお、上記掲載の現在(2月上旬・雪景色)の写真は城内の親友からのもので、パワースポット情報も
彼から提供してもらったものです。 改めて感謝!
では、パワースポット、の由来。
♦ 20数年前、我々小・中学校同級生が厄年の時
【厄払い記念】として、在郷の仲間達が作ってくれたもの
え! 「何にご利益パワーがあるスポットか?」 って。
感の良い方はもうお気付かも! そう、「子孫繁栄」・「子宝祈願」のパワースポットとして何時の間にか広まって来たとの事。
何でも、子供に恵まれない御夫婦がここで祈願をしたら、すぐに子供を授かったとか、それが口伝えで広まって、最近では【子宝祈願の鐘】なるものが設置されその鐘が結構頻繁に鳴る様になったとの事。
と、言う訳で、我等の仲間が作ってくれたものがこんな形で役立っているなんて嬉しいねー!
こゝで【子宝祈願】をして、カタクリの群生地を眺め、近くの温泉でゆっくり体を温めて、身も心も清めてニャン・・・すれば、霊験アラタカ、間違い無い! かもね。
■ 【核・リスクスポット】 (勝手にネーミングしました)
2月10日、夜9時からのNHKスペシャル「核のゴミはどこへ」と言う番組を見た。
原子力政策のいい加減さに改めて腹も立つが、今回はそれより、この番組でも他の報道でも取り上げられた事の無い、ある重大なリスクに気が付いた。
以前、下北半島の「猿ヶ森・ヒバ埋没林」を取材に行った時の事であるが、三沢からR338バイパスを北上し「日本原燃・再処理事業所」を右に見て尻屋崎の方向へ向かっていた。
この時はまだ2011/3.11以前の事でもあり、原子炉や核の安全性は問題視して無かったので 「あゝ、こんな所に有ったのか!」 程度に考えただけだった。
しかし、NHKスペシャルを見て、更にPCで Google Map の写真を見て、愕然とした。
Map-A
特に説明はいらないと思いますが、上から下へ、3段階で拡大になっています。 一番上は地震の巣である日本海溝との位置関係をイメージして頂く為に載せて見ました。
そして、注目部分を更に拡大すると、Map-Bとなります。
Map-B
何の事かと思われている方が多いと思いますが、まず、Map-Aの一番下の写真をご覧ください。
R388バイパスを挟んで左に【石油タンク51基】、右に【日本原燃・再処理工場】が見えている。
そしてMap-B、石油タンクと再処理工場の最短部分の拡大です。
タンクの小規模の事故なら沢を伝って流れるでしょう。しかし3.11の時、千葉・五井での石油タンク爆発を目の当りにした人間としては事故が起きるとしたら51基も並ぶタンクの1基だけで済むとは考え難い。
やはり、最悪のシナリオも予想した対策が必要だと思います。
問題点は
1. 【日本原燃・再処理工場】と【陸奥小河原・国家石油備蓄基地】が近過ぎる事。
(タンクから再処理工場の最短距離は約1.5km程度)
2. 【石油タンク】が丘の上、斜面の下に【再処理工場】は、ワーストレイアウト。
地震などで石油流出事故が有ったら、再処理工場が巻き込まれる可能性大、
核を扱う工場が長時間猛火に包まれたら・・・・福島の再来以上の悪夢も?
また、国際的なテロの標的にもなり易い、警護体制はどうなんだろうか?
石油と核は所管官庁が違うとは思うが、やはり総合安全性についても早急に調べるべきだろう。
また、何処のマスコミもこの点について問題視して居ない事も問題であろう。
誰も気が付かなかった事なのか、それとも気が付いても表に出せない理由があるのかも?
非常に【気になるスポット】です。
そんな訳で、【核・リスクスポット】 として提起して見ました。
単なる心配で済めば、それに越した事は無いのですが??
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