小貝川の夕景
「その時! 何気なく振り向くと、夕陽を浴びた川下から
大きな白い鳥が3羽、目の前に迫って来た!」
それは夕方の散歩で小貝川の堤防を上流に向けて歩いていた時の事であった。
♦ 一瞬、なにが飛んでくるのか解らなかったが、夢中でシャッターを押したのが次の写真
そして、少し上手の水面に舞い降りて、流れに身を任せるかの様にゆったりと目の前の川面を泳ぎ下って行った。 (河川敷の中は葦や雑木で近寄れず、降りた瞬間からしばらくは灌木で見えず堤防の上から撮影)
それは、北帰行の途中と思われる【コブ白鳥】の一家(だろうと思う)3羽であった。
近くの “牛久沼” には皇居・御堀の白鳥から分散飼育している同じ【コブ白鳥】が居る為、時々自然の白鳥も牛久沼には来るが、今のシーズンまで残っているグループは居ない。
(飼育白鳥以外3月末にはほとんど居なくなる)
それと、牛久沼と違って小貝川のこの辺りの川底には、白鳥の餌となる水草や藻の類が殆んど無く、シーズン中でも 0~3回程度、4月もGWに入って見掛けたのはここへ引っ越して(10年前)から初めての事だ。
写真の白鳥達の体型も、心無しか普段牛久沼で見かける「定住の白鳥達」に比べて大型で逞しい気がする。
♦ それにしても、「“えさん” そうだなも 」 (故郷の方言:「楽ちんそうだな~」の意味)
やっぱり、北帰行の途中で羽休めに立ち寄ったものだろう。 時々川の中に首を突っ込んで何かを探す様子は見られたが食べている様子は見られず、宛てが外れたんだろうな!
北帰行にしてはこの辺の白鳥の平均に比べ、1ヶ月以上遅れている様に思われるが、やはり気候変動のせいなんだろうか?
キジ「E君」
昨日(4/28)の目的は散歩、兼・小貝川上流テリトリーのキジ「E君」ウォッチだったが、白鳥の登場で諦めて帰ろうとしたら、前回 「続・恋の季節」 で紹介した例のキジの高鳴き (鳴き声は別の個体ですが、聞きたい方は こゝ をクリック) が聞こえて来た。
♦ 居たいた! まるで 「こゝにいるよ!」 って言ってるみたいな小貝川上流のキジ「E君」
河川敷の中の放置・花畑らしく、雑草のなかの花園の脇の草地から、頭を覗かせてこちらを窺って居た。
「E君」も花園が大好きらしい。
しばらく草地で採餌したりこちらを窺い高鳴きしたりしていたが、やがて薮の中に姿を消した。
天敵?
♦ 帰路、「D君」のテリトリーで見かけた「黒猫」・・・この後D君は無事が確認出来てホッ!
10日程前、こゝに小鳥の羽が散らばっていたが、この猫の仕業か? (まだ子猫の様だが?)
藤代からの日没
♦ この季節、太陽は「浅間山」方向に沈む (右側のピークが 「浅間山」、約20倍のズーム )
近くの送電線が見苦しいと思いますが、ご容赦を!
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