ご無沙汰しました、諸般の事情によりしばらく投稿活動を休止しておりましたが、久しぶりに戻りました。
「ルート66」
掲題の 「ルート66」 は私の生れる1年前、1946年に生まれたスタンダード・ジャズ、ナット・キング・コールやビング・クロスビー等が歌ってヒットし、テレビドラマではジョージ・マハリスが歌って出演もしてたと思う。 日本でも様々な歌手がカバー曲を出している曲。
日本流に言えば 「鉄道唱歌」 、いや 個人的には小林旭の 「恋の山手線」が近い様な気がする。
(コミカルな歌詞がそんなイメージに繋がるのかも?)
と言うか、私たちの年代では白黒テレビで見た、同名のテレビドラマの方の印象が強いかもね!?
海外テレビドラマの走りと言ってもいい位で、テレビドラマ化されたのは曲が生まれて14年後の1960年。
日本で放送されたのは恐らく1~2年後、私の場合は集団就職で上京してから社員寮の娯楽室で仲間とよく見ていた記憶が、今もって新しい。
他に 「ハワイアン・アイ」 「ローハイド」 「ギャラント・メン」 等が懐かしいテーマソングと共に思い起される。
この 「 ルート66」 アメリカ東海岸の都市 「シカゴ」 ~ 西海岸の都市 「ロサンゼルス・サンタモニカ」 迄全長3,755km(3,945kmと言う説もある)、今年世界遺産登録された「富士山」の標高(3,776m)の、約10倍の距離を持つ大陸横断道路である。
この 「ルート66」 は日本の自動車産業に取っても非常に重要な役割を果たした。
軽自動車と言う日本独自の自動車文化の創世期、名車 「スバル360」 の 市販レベルの目標値がこゝ 「ルート66」 の完走だった。 (NHKスペシャル 「挑戦者たち」 より・・・「挑戦者たち」 のテーマソングも名曲で、良く知られていますね。 そう、中島みゆきの 「地上の星」で始まりエンデングが 「ヘッドライト・テールライト」 ・・・ ハハハまた脱線してしまいましたが、これも自動車絡みと言う事でご容赦を!)
また、以前は自動車会社各社の様々なモデル開発で、発売前の試走車が走ったのがこのルートなのである。
「人生のルート66」
私事になりますが、実は今月で満 66歳となります。 そんな今、人生を振り返ると言う事はまさに 「人生のルート66」 と言う訳。
まさに 「山あり、谷あり」 の人生だったけど、幾度となく襲われた危機に際して救ってくれたのは仕事の仲間であったりお得意様であったり中学以来の友であったり、不思議と思われるかも知れないが、仕事上の競争相手だった事もあった。(勿論、逆に助けた事もありますが)
実は昨年7月の誕生日で、4年4ヶ月務めていた第二の人生の勤め先であったタクシー会社を(片道約100kmの長距離車通勤と、タクシー営業の激務に限界を感じた為)再契約する事を辞めて、65歳で再々就活に入った。
予想はしていたものゝ、厳しい現実を垣間見る事約11ヶ月、今ようやく仕事を得て現在は群馬県太田市に住んで居ます。(週1回は自宅・取手市迄帰る生活ですが)
応募回数は数知れず(ハローワーク、人材バンク、ネット・新聞、etc)、面接回数 46回、そして 46回目でようやく現在の職が見付かった訳ですが、今回もやはり、友達の紹介と言う切り札(支援)が無かったら、まず年齢上書類選考で落とされていただろうと言う事を、面接の人から聞いて居る。
やはり 65歳 の就活はイバラの道であった。 1日2 ~ 3時間 、週3 ~ 4日 又は 週3日程度のコンビニ交代要員、1週間以内の短期補助要員みたいなパート・アルバイト仕事はいっぱいあるが、安定した仕事は殆んど年齢でシャットアウトと言うのが実態で、私の様に年金だけでは食べて行けない人間には厳しい老後が口を開けて待っているのが今の社会であると実感させられた11ヶ月であった。
年金生活者の中には同じ様に働きたくとも働き口がシャットアウトされて、年金+少額の貯金と生活保護の狭間で喘いでいる人が少なく無い事を、行政や政治家サイドも知るべきだと痛感する。
幸いにも私の場合は心配してくれた友に恵まれて、今の仕事に就く事が出来て一息付ける状態だが、同じ事情を抱えた「オーバー65族」が増えつゝある現実は放置出来ない問題だと思う。
曲りなりにも、安定した仕事が有れば、それに比例した所得税収入も増える訳だから年金で飼い殺し的にして結果的に生活保護者を増やすより、余程財政的にも安定するはず。
例えば、前記のパート・アルバイト労働の業務をハローワークが一括受注して、求職に来る高齢者や短時間労働希望者をハロ―ワークが雇う形でそれぞれの職場に派遣し賃金を支払うなんてのも、民間派遣業と違った運営が出来るのでは無いか?
なんて、「人生のルート 66」 を遡ってみると、色々考えさせられる。
とは言え、友も大勢未だ健在、やりたい事の八割は出来たと思うし、今また新しい仕事も得た。
今迄は 【我が人生に、悔いなし】 と胸を張って言える、
出来れば最後の最後にもこの言葉が言える様にしたいものだ!
今月は参議院選挙もあり、また政治屋達のリップサービス合戦が始まると思うとウンザリだが、権利放棄だけはしない積りです。
それでは、また!
サービスショット 1 : 魚沼スカイラインから見た自然のスポットライト
スポットライトが当たっている少し先が「雪国まいたけ」の工場
右下の細長いビルが、六日町ICの目の前にある「雪国まいたけ」 本社
サービスショット 2 : 同じ魚沼スカイラインよりの 「越後三山」
久さん、励みになります。「昔の人」(失礼)は強い。
ハハハハ、今の人はもっと強いですよ!
最も、自分は弱いって思わされて育っている人が多いからそれに気付かないだけでしょうが!
もっと、子供達に自信を持たせる教育が必要だと思う。
我々の時代には無かった様々なストレスに打ち勝って育っている訳だから、本質的に弱い訳は無いと思うな!
親は子供の本質を、もっと信じてやるべきだ! って言っても我儘にさせるって事では無いけどね!