【アズマシロカネソウ】の季節

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  【アズマシロカネソウ】と言う山野草をご存知ですか?

    漢字で書けば【東白銀草】、その花は可憐で小さくて

       清楚な中に華やかさがあり、見れば見る程美しい

 

   ≪お詫びと訂正≫ ・・・・・ 開花時期の件
   下記文中、南魚沼地方では【田植前後の頃】と書きましたが、今年の場合は4月初旬には
   咲いていたとの事でした。 小生の経験則だけで記載して居ました事をお詫び致します。

   開花条件は植生地域・地形・標高・気温その他が影響する為毎年同じには行かない様です。
   今年は極端に積雪量が少なかった事が原因かも知れませんが、この地方の開花時期につい
   ては下記の通り訂正させて頂きます。
    【開花時期】 誤 : 田植前後の頃  ⇒ 正 : 3月下旬~5月上旬頃の間の約10日間 

   なお、下記本文は便宜上原文のまゝ訂正しませんので悪しからず願います。

 

アズマシロカネソウ(東白銀草)は、主に秋田~福井(京都・丹後半島でも確認報告あり)の日本海側の山間地に分布。 中でも新潟県はその愛好者が多いせいか自然の個体数が多く確認されている地域です。

私の故郷、新潟県の南魚沼地方では田植え前後の季節に可憐な花を開く山野草で、山裾の清水が湧きだす様な谷筋の岩に着いたコケに着生したり水流や風で飛ばされた種で下流の砂礫が多い岸辺に着生しているものが多く見られる。
この山野草は清流の証と言った人もある位、綺麗な水の流れている岩場や小流・その脇の湿った木陰を好む。

山菜採りで【ミヤマイラクサ】や【ミズ】などを求めて沢筋を歩くと、時々見かける花だ
開花期が終わると魚の尾の様な形の小さな種になるが葉と同色になり目立たなくなる

近畿地方では絶滅種、京都府では絶滅危惧寸前種に指定されているが、我等の故郷でも見られる場所は極めて山の裾野や山中の沢筋に限られる様になって来た希少種。

 何とか植生環境を守りたいものです。

不思議な事に、京都府~山口県にかけて日本海側には【サンインシロカネソウ】と言う同属の山野草があるとの事ですが、写真しか見た事が無いので違いが良く解らない。 日本海側の京都府から福井県南部を境に南は【山陰白銀草】、北は【東白銀草】が分布し、殆んど混生している所は無いらしい。
その内、何かの機会に実物を見てみたいと思っています。
しかし、本州の同じ日本海側で、ほゞ半分づつを同属の植物が済み分けているなんて不思議ですね?

 

それでは、アズマシロカネソウの写真を!

   ◆ 故郷・南魚沼市の、とある水源地にて、 【妖精達の集い】と命名してますアズマシロカネソウ (雷電様にて 2007.04.16).jpg

   この写真の水滴は、アズマシロカネソウ自身が体内から夜の間に余分な水分を吐き出して出来た
   もので夜明けと共に再度アズマシロカネソウの中に吸い上げられたり蒸発して数時間で無くなる

   写真の花はまだこれから咲くもので、今日(撮影日)は一輪、明日二~三輪・・・と咲いたと思う
   

対象とする花は小さく下向きにうつむいて咲く為花を被写体とするにはマクロレンズや高級カメラが欲しくなるが根気と工夫があれば思い掛けない写真が撮れる。
掲載の写真も800万画素のコンパクトデジカメ(以下、「コンデジ」と表記)で、中々焦点が合わなかったり背景のボカシが少なく立体感が出なかったりしましたが、思考錯誤しながら20枚近く撮影したモノの1枚をトリミング補正したものです。
勿論、高級カメラとマクロレンズで有れば、1~2枚で充分満足な撮影が出来る筈ですが、持ち合わせて居ない時も私はこうして対応して居ます。

 ※ デジカメ時代の有難さは、パチパチ何枚でも撮れる、失敗写真は何回でも消去出来撮影し直せる事。
   メモリ容量も大容量化した昨今、失敗を恐れず色々な撮影を試みて、後から選別すればいい

   ただ、逆光時の対処にはデータの差が大きく画像編集ソフトを使っても補正に限界があり正確な画像
   の復元が難しい場合が多い様です。

掲載の写真は約10年前のものですが、中々、この様なチャンスに恵まれず、【妖精の集い 2】は未だ撮れて居ません。
 (関東地域に住み、仕事を持って居ると、やはりベストチャンスには中々恵まれない様です)

 

なお、「アズマシロカネソウ」のキーワードでネット画像を検索すると、花々の写真が沢山見られますので、一般の写真はそちらにお任せし、此処では省略致します。

 

【アズマシロカネソウ】のファンは結構多い様ですが、くれぐれも自然界の個体採収はご遠慮願います。
自宅で栽培したければ、栽培ものを購入して下さい (自然個体採取よりも育て易い筈です)

また、被写体が小さい為写真撮影の為に自然を踏み荒らす事の無い様、皆で大切に守りましょう。

 

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コメント(3)

久さん お早う御座います。
素晴らしいアズマシロガネソウですね。
見事なショットです。
私も山野草の撮影を毎年行きますが、こんな立派な写真が撮ったことありません。
アズマシロガネソウの水滴のことは知りませんでした、参考になりました。
今年は雪が少なく、アズマシロガネソウの撮影は4月2日でした。
アズマシロガネソウは城内には少なく、私はあそこしか知れませんが。五十沢のある所に大群生しています、其れも知りませんでしたが、静岡県の愛好家に教えてもらいました、この辺では、西山の沢筋では一般的に自生しています。大事にしたい山野草ですね。

有難うございます、この水滴が気に入って大事にしている1枚です。
以前山菜会の時に進さんの作品で綺麗に写したアズマシロカネソウの写真を見せて頂き嬉しかった記憶
今でも思い出します。

そうですか、今年は4月上旬にもう咲いて居ましたか。
五十沢については知りませんでしたが藤原山を挟んで反対側の集落、納得ですね!(来年教えて下さい)

西山は私が初めてアズマシロカネソウを知った山、兄と山菜採りに行った時見付けてハマった訳。
低い山なのに山菜も豊富で面白い山ですよね!(小学校跡?西山分校舎なんてまだ残っているのかな?)

撮影場所はもうご存知でしょうが、進さんが毎日飲んでる水の源。(不明なら昇君や雄に聞いて下さい)

城内のアズマシロカネソウは今の所他を探した事が無い(連休が取り難い)為知らないが、意外な所で
生育していそうに思う。(環境の似た所は無数にある)

出来れば八海山・里宮の森を流れる小川や里宮横・城中16回卒生寄進「厄払いの滝」周辺に種を蒔いて
見たいとも思っているが、勝手に蒔くのは控えています。

綺麗な、妖精のような山野草ですね、来年は探してみます。

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このブログ記事について

このページは、久が2016年5月14日 22:47に書いたブログ記事です。

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