私は東向島-秋葉原を毎日自転車通勤している。ママチャリで。そのとき必ず渡らなければならないのが墨田川に架かる橋だ。気分次第でルートを変えるので、いつも渡る橋が決まっているわけではないが、よく通るのが上流から桜橋、駒形橋、吾妻橋、駒形橋、そしてときに厩橋、蔵前橋、両国橋。
ところで、その隅田川に架かる橋には必ず、欄干の始まりというか、橋の始まる柱風のところにその橋の名前が刻まれている。名前は橋に向かって右が漢字で、左が平仮名で示される。たとえば「駒形橋」と「こまがたはし」のように。
通勤のときいつも気になってしかたなかった。発音するときは「こまがたばし」なのに、どうして「こまがたはし」と表記してあるのだろう?と。これは駒形橋にかぎらずどの橋も「はし」であって、決して「ばし」とは濁らないのだ。調べてみると、書名は覚えていないが昔の本に出ていた。これにはいわれがあって、川が濁らないようにという願いを込めてのことだそうだ。江戸時代から続く習わしらしい。なるほどなあと思いつつ、隅田川に注ぐ川に架かる橋も見てみるとすべて「○○はし」と濁っていない。地方の橋はどうなっているか、調べていないからわからないが。橋を作るときいまだにこんなことを考えながら作っているとは、行政もおつなところがあるなあと思った。
はじめての八海山倶楽部デビューです(すみません写真の右下に指が移ってます)。
♪嬉しいですね~
ニューフェース登場“大歓迎”!
“はし”が濁らない話、初めて知ったけど意味深いんだね。
駒形橋から言問橋辺りはスカイツリーの撮影スポットとしても良さそうなエリア。
桜の季節には是非歩いて見たいと思って居ます。
また、東向島と言えば「隅田川(両国)花火大会」の地元、いい所に住んで居ますね。
-Q-
>私は東向島-秋葉原を毎日自転車通勤している。
やるなあ。