久しぶりの実家の秋。家のまわりを歩いてみた。豊だな~と実感しました。ぶどうにきのこに赤とんぼに・・・と。
▲家の裏にあるぶどうの木。おれの生まれたときにはすでにあった。何にも一切手入れしていないのにすごい丈夫だ。味は巨峰やベリーA、甲州、ピオーネなどよりおいしい、と思う。形や味は甲州に似てるかも。
▲家の裏に出ていたきのこ。ハタケシメジというのだという。食べられます。
▲赤とんぼと八海山。家の畑に作ってあったタナの竹に赤とんぼがとまっていた。
▲猫と八海山。ウチの畑を猫が歩いていた。この猫はウチ縁の下に住む野良猫の一匹。でも、えさはやっている。決まったえさしか食わないという贅沢もの。現在、総勢4匹ぐらいいる。
▲10月13日夜の城内の花火。昇さんの写真と比べられると、あまりにしょぼい写真ですが、とりあえずこんな花火も上がってましたということで。しだれ桜とヒトデ?
子供の頃「うちの回り」は一つの世界だった。「うちの裏」と「うちの下っけた」の区別も有ったし。
亘の家と勝男の家と俺の家が三軒並んでいて、三人で三軒共通の裏を舞台によく遊んだものだった。
俺の家の裏から、雑堀沿いに秀一の家の裏までは、子供からすれば冒険だったな。
そこからミョッチまでは、何度も書いているように別世界への道だった。
今は何のことはない。目と鼻の先の他愛のない直線コースだ。
全く同感。俺たちの家の裏はザッポリだったから表とはかなり違う感じ。しかもミョッチまではホント別世界だった。今でも思い出すが、わからないだろうなあ、今の人には。ある意味こわいところだったが、今は懐かしい。それにしても今はああいう「こわいところ」とか「昼でも暗いところ」がほとんどなくなった。「逃げ場」がなくなったというか。
【赤トンボ】
子供の頃はあまり赤トンボとは言わず、“ジュウゴヤドンボ”って言ってた様な気がする。
(ジュウゴヤとは勿論、十五夜の事。この季節に多く飛んでいたから)
そういえばジュウゴヤドンボって言いましたね。赤とんぼも年寄りは「アカドンボ」と聞こえるように言ってました。「ア」にアクセントですよね。
じつはこのアクセントによる「アカトンボ」は、江戸時代末期~明治生まれの「江戸っ子」の言い方でもあります。たとえば、古今亭志ん生はまさにこのように言ってます。
昔はNHKも「ア」を強く言う「アカトンボ」と言っている人が多かったらしいのですが、今ではすべてのアナウンサーが平板に「赤とんぼ」ですね。
少し前までは「ギター」も「クラブ」も最初の音にアクセントが有った。
ギターは兎も角、クラブなど、今ではNHKでさえ平坦か尻上がりなアクセントだな。
この「八海山倶楽部」の倶楽部は、当然、倶にアクセントが有ります。