10月27日（日）朝、ふらっと亀戸天神に寄ってみると、第28回亀戸天神菊まつりをやっていた。スカイツリーに似せて作った菊の塔は、今のままでも見応えあるが、花が咲いたらすごいだろうなあ。どなたの作はわかりません。
▲スカイツリーと菊ツリー。よく作れるもんですねえ。
▲亀戸天神の本社殿向かって左側の方にある幟たての土台とポール。正面（？）には「和魂漢才」、裏面（？）には「昭和三十九年十月 東京オリンピック記念」とあり。
▲「塩原太助奉納」の石灯籠。塩原太助といえば、落語や講談に出てくる有名人。炭団子とでもいうべき「タドン」を作った人だというが。
タドン（炭団）、懐かしい言葉の様に聞こえるなあ。
レンタン（練炭）は、若い世代でも知っているだろうと思うがタドンを知る４０代未満の人は少ないのでは無いだろうか？
タドン（炭団）・・・ 秀一の本文にある様に、木炭を粉末にして団子状に丸めたもの
レンタン（練炭）・・ 石炭の粉末を、練り固め成型・輪切りのレンコン状にしたもの
豆炭・・・・・・・・ 木炭と石炭の粉末を丸く練り固め成型したもの
我々が小学生の頃、この地が木炭の産地でもあり、殆んどの家では囲炉裏で木炭さえもわざわざ買って使う事は無かった様に思うが、薪や炭を買う必要のある家や“ハイカラ好み”の家から豆炭アンカ、レンタンコンロが増え、多分プロパンガスの普及が決定打となって、家々から囲炉裏を駆逐してしまったものと思われる。
と、言うより、城内地域の殆んどの家庭内では主燃料（煮炊き用）として豆炭・練炭を使った期間は殆んど無く、アンカ（豆炭）や家の表で魚等を焼く為の練炭コンロが主用途で囲炉裏・飯炊き窯と併用、これは主燃料用としてプロパンガスが普及して囲炉裏が無くなってからもしばらく併用されて居た様だ。
※ 「タドン」については、我々の頃は殆んど使われて居なかった様に思う
そうそう、練炭ストーブ・豆炭ストーブと言うのもあったっけ！
学校では・・・やっぱり石炭ストーブで弁当を暖めた思い出しか無い！
昼近くなると、石炭ストーブに暖められた色々な弁当のオカズ（菜）の匂いが教室に充満、勉強は上の空だった思い出が懐かしい。
今「練炭」は、自殺或いは自殺に見せかけた他殺に直結したイメージになっている。