久しぶりの投稿。先日、佐渡へ行ってきた。仕事半分、遊び半分みたいな旅行。
新潟県人なのに佐渡は初めてだ。こんなに良いところだとは知らなかった。佐渡は良い。浪曲にあるように佐渡は良いか、住みよいかだっけ?佐渡情話、本当に良いね。
何が良いかといえば、人はもう新潟県人なのでいい前提で、まず食べ物、そして景色や雰囲気。食べ物は海産物がすごくうまい。特に海藻類がうまかった。名前も知らなかったようなものが結構あったがすごくおいしい。乾燥わかめ、そして新潟県人特有の「い」と「え」の発音があいまいになる「いごねり」または「えごねり」は、板状のものを巻いた形のやつでこれも六日町あたりで食う箱形のよりおいしかった(のちに上野の吉池にもあるのを発見)。
焼いたあじを干した「焼き干し」もうまかったなあ。城内では、鰯の干したやつは昔「焼き干し」と言っていた(うちだけか?)。おれもそう言ってた。ところが、都会に出てきたら、みんなが「煮干し」という。「焼き干し」は方言なのか?と思ったぐらいだが、これは方言ではなく、ちゃんと「焼き干し」はあった。焼いて干すからか、干して焼いたからか知らないが、「焼き干し」はある。田舎の「梅干し」と同じだ。梅干しはちゃんと干して作っている。漬けているだけではない。残念ながら、最近売っているのはまさに「梅漬け」がほとんどだが。多くの(?)人が、この違いを知らないのではないかと思う。
●初めてのジェットフォイル。これだと、新潟港-両津港を約1時間。フェリーだと2時間半ぐらい。フェリーと田中角栄のおかげで国道360号線ができたという話しは佐渡では有名らしい。国道とするには距離がたりない道を、田中角栄の提案で、フェリーの航路も足して国道基準を満たしたという話し。
●尖閣湾だ。「君の名は」の舞台にもなったところ。
●佐渡は寺が多い。それも京都ゆかりの寺が多いそうだ。ただ、同じ字を書いて違った読みをさせると言う話しだ。たとえば、京都にある有名な清水寺は佐渡にもあり、こちらは清水寺(しみずでら)。ちゃんと舞台もあり、なんかそっくりさんみたいな感じ。でも、維持費がないらしくかなり荒れている。残念。
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