3月12日は新堀新田の十二神社の十二講神事が早朝に行われた。
当日は暮坪の栗田宮司から来ていただき行政役員、氏子役員、区民が参列して神社の中で神事が取り行われた。
今年は通学前の小学生が参加してくれて賑やかな十二講神事となった。子供達は初めての体験とあって弓矢の使い方を覚えるのに苦労していた。弓矢を打つ前に唱える「テッチョクリ、ヤマックリ、カラスの目玉スッテントー」がめずらしくて、何度も口ずさんでいた。
神事の最初は太鼓打ちから開始した。テンポの早い心地の良い太鼓だった。そして、宮司から祝詞が唱えられた。
が行われた。神事が終わってからみんなで御神酒とオコワと小魚をいただいた。
最初、山の方(天)に向かって打って、次に「テッチョクリ、ヤマックリ、カラスの目玉にスッテントー」と唱えながら
朝、通学前の小学生が参加してくれた。初めての体験で矢が前に飛ぶのには時間がかかった。
打った矢はカラスの目玉まで届かなかった子供もいた。賑やかにみんな面白がって打っていた。
昔は自分で作った弓矢を使ったように思う。今は山仕事をしなくなったが昔は台所のカマドの火はほとんど山の木を切りだしていた。
今年は子供達と一緒に賑やかな神事ができた。これから子供たちも引き継いでいってもらいたい十二講神事です。
懐かしいなあ!
> 「テッチョクリ、ヤマックリ、カラスの目玉にスッテントーン・・・」
ビデオクリップでも見せてもらったが、実際の行事を見るのは故郷を出てから始めてで
非常に懐かしかったね。
でも、随分現代風に変化しているみたいだね!
昔は大人が弓矢を射るだけで、何となく子供は入り込めない【厳か(おごそか)な行事】
だったと思ったが?
そう言えば、「テッチョクリ、ヤマックリ、・・・」のセリフも、「カラスの目玉・・・
ではなく、もっと“H”な言葉が続いていたと記憶していたが・・・?
そうなんだ。
昔は大人の男衆で朝暗い内から準備して早朝に行事を行なっていた。
今回は、小学生の通学時間帯に行事が合ったので子供達に参加してもらった。
昔は炊事や暖房は山から切ったゾッキや木呂を使っていた。
それだけ山からの恩恵が多かった。
山の神を大切に祀ってきた。
行事の中で山の神(女)との情愛を唱えたのもうなずける。
今回は、かわいい子供達の前で、“H”なセリフの入った、
「テッチョクリ、ヤマックリ、・・・」は封印した。