新潟日報に妙音寺の白山神社の「大きくなる石」が掲載されていた。
ミステリアス的に取り上げられていたので一度は登って拝んで来たいと思っていた。
運よく妙音寺出身の同級生に案内していただき内孫と3人で登って来た。
小さな石を持っていき大石に置くと年ごとに大きくなると言い伝えられている。小さい頃はこの石の周りを回られたが今は無理とのことだった。
妙音寺区上手から参道を入ると林の中に水神様の手水鉢があった。清い水が流れていた。昔はスイカなどを冷やして食べたようだ。
手水鉢を通り過ぎると小さな社があり、その脇に小さな境内があった。猫の額ほどの広さであるが戦後の30年代に若き浪曲師・南條文若、後の三波春夫がここで興行した思い出の場所があった。 そこを過ぎると前に147段の石段が一直線に伸びている。
147の石段を休憩しながら登り切ると。今度はスギ林の中を登る。
この白山様は城内で一番高い場所にある神社と聞いた。ブナ林がまだ低かった頃は眼下に城内の村々が一望できた。眺めが一番素晴らしかった。北向きの斜面には山菜が一杯自生していたようだ。
村内の中ほどから山手側に入って行くと森の中に「妙音比丘尼」”みょうおんびくに”の石碑があった。遠い昔のロマンに思いを馳せた。
城内の中でも知られていないホットスポットの一つである。地元出身の同級生の昔の話を楽しく聞きながら「大きくなる石」を拝んで来ました。
同じ狭い城内に住んでいながら、1度も行ったことのない場所はある。智通にとって白山様はそうだったんだろうな。
俺も百万騎を知ったのはつい5、6年前で、他ならぬこの八海山倶楽部からだった。
そう言う意味ではネットを通じて教えて貰う故郷の情報は、特にそこから離れている俺たちにとってホントに有難い。
そうなんだ。
城内に住んで居てもまだ行ったことのない処もチラホラある。
田崎山の野際城跡や旧明川地区にはまだ行ったことがない。
その内に行ってみたいと思っている。
「新編・城内郷土誌」を時々出して読むとまだ行ったことのない名所旧跡もある。そして、また、城内のホットスポットを探しあるきたいものです。
智通さん、こんにちは。懐かしい場所です。山をぐるっと回りこむ道ができたのが土改のころ。その頃からもたまに白山様にはのぼってました。山の上の社あたりは何年か前に見晴らしが良くなりました。切り開かれただけですが。昔とはちょっと変わりました。
地元出身の同級生に案内してもらって登りました。
昔、子供のころの遊び場になっていたようです。
まだブナの木は低かったから城内村が一望できたようだった。
今回は、登る途中の脇に森が切り開かれた個所があった。
数年前の水害で山が崩れたところの工事個所のようでした。
山を回りこむ道はこのあたりのことかと推測できる。
それにしても、野原しかし遊んだことのない私には、城内で一番高い神社からの眺めはまるで天下取りの気持であったのだろうと想像できる。