ど忘れ
年のせいか、ど忘れがひどくておうじょうしています。
でも、これって年のせいばかりじゃない。若いころからけっこうありましたよね。
0607 電話番号
そういって右と左に分かれていきました。
何かへんですね、この会話。でもまあ、おひがらもよろしく、日々好日。
平和な初夏の午後でした。
0609 しりとり
0614 自然エネルギーの利用
0615 父の日
0617 いしんの会分裂
いしんの会が分裂しました。
これはトップシークレットとして、一部の最高幹部しか知らないことですが――、
実は、2か月ほど前、党内にはこの分裂を予測させるような大騒動が勃発しています。
あろうことが、一方の旗頭・石腹党首が誘拐され、身代金を要求されるという一大事件です。
電話口(交渉役)には、もう一方の旗頭・橋本党首みずからが立ちました。
以下、犯人とのやり取り――。
橋本「はい、橋本」
犯人「さっそく要求を言う」
橋本「待て、安否確認が先だ。石腹さんは元気なのか」
犯人「さあ元気かどうか? 今、目をシバシバさせながらこちらを見ている」
橋本「なにい目をシバシバ・・・それなら元気の証拠だ。よし、では要求を聞こう」
犯人「ずばり5億円。明朝6時まで用意しろ」
橋本「ご、ご、5億円! バカなことを言うな。払えるわけがないじゃないか」
犯人「ほうー、だが払わないとなると・・・」
橋本「払わないとなると・・・どうする?」
刑事「犯人は何と言っているんですか」
橋本「うん、払わないのなら・・・」
※これはフィクションで、実在の個人・団体には一切関係ありません。
0619 誤用の妙
新聞に載っていた「性格が尻尾に出ている犬」という川柳の「性格」の部分をあえて「人柄」に変えてみました。
これはあきらかに誤用ですね。犬の人柄じゃおかしい。
でも、誤用することによって、「この犬の飼い主の人柄がわかるようだ」と言外に感じられ、連想が飼い主にまで及びます。
犬は飼い主に似る、とよくいいますから。
これが誤用の妙?
いま、若者言葉の乱れを嘆き、正しい日本語にごだわる有識者も多いようですが。
誤用がなければ、言葉なんて万葉時代のままだし、誤字・略字がなければ漢字は象形文字のままですよね。
気の効いた誤用もまた、いいんじゃないでしょうか。
0621 お手
0623 番犬
0625 なんでも鑑定団
落語から漫才。
そして昭和50年代はコントの全盛時代。これも一種の「落とし話」ですよね。
そのころよくテレビに出ていた「ドリフターズ」の長さんと志村さんをキャラクターにして話を作ってみました。
0627 三行半(みくだりはん)
江戸時代の離婚届(離縁状)は、3・5行だけでことたりた。そのことからこれを三行半という。
当時、一番多かった離婚の原因は女性の不妊症。家制度の時代だからあと取りができないことは致命傷だった。
下記が三行半の一例。
「お前、離婚したんだってな」
「うん、いい女房だった・・・。目ん玉と鼻ん穴が少し大きすぎることを除けば、非の打ちどころのない女房だったんだが」
「じゃあどうして?」
「いかんせん畑が悪い。子ができない。志村家が絶える。だからこればかりは、どうしょうもねえんだ」
「どうして畑が悪いと決めつけるんだ」
「アホかお前。子供ができないのは畑のせいと昔から決まっているじゃねえか」
「そうばかりも言えまい。 一度自分のを確認してみろ」
「え?」
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