突然逝ってしまった亘を偲んで………

落し噺-9

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0501 目に青葉

目に青葉 山ほととぎすに 初がつお――いい季節になりました。

そんな中ジジ3人、三国路歩きの小旅行に出かけました。

高原の駅で新幹線を降りると、新緑がさわやかでした。

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詠もうと思って見上げると、ラッキーなことにトンビが舞っています。

「そうだ! このトンビを題材に」

 

 

 

 

でも、俳句なんちゅうものは、最初の一言(発句というそうです)がなかなか出てくるもんではありません。

 

 

 

 

そこで、口ごもっている辻やんにヒーやんがアドバイス。

「まず対象を見ろ。じーっと見続けろ。そうして浮かんだ言葉を口に出してみろ」

対象であるトンビはグルグル旋回し続けています。

 

 

それを目でグルグル追いながら・・・。

 

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 0503 道祖神(どうそしん)

辻やん「いやー、俳句ってなかなか難しいもんだなや」

ヒーやん「まあ君たち無学な人間には、なかなか言葉が出てこないかもしんないなあ」

ゴリやん「そんなことより隣村はまだかよ。ずいぶん歩いたぜ」

辻やん「遠くて近いは男女の仲、近くて遠いは田舎の道っていうからな」

ヒーやん「おや、そういう言葉はスラスラ出るんだね」

 

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「それにしてもよく似ていたなあ」

 

「不思議はないさ。此の世に同じ顔をした人間が3人はいるというからな。オレなんか辻やんそっくりの婆さん知っているぜ。顔だけじゃなくて声まで似ている」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

「そういえば、オレもヒーやんそっくりの外人さんにあったことがある。それがさハハハ・・・ヘアスタイルまで同じでやんの」

 

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0505 山のお寺

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0507 どじょう汁

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「おい、こんな山ん中へ食堂があるぞ」

「どじょう汁だって」

「ちょうど腹が減ったとこだ。ここで昼飯にしよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「あらら、おばあちゃん、出ていったよ。こうもり傘もってさ。どこへ行ったの?」

「峠下の店まで、味噌さ買いに」

「みそ?」

「だって味噌さ無ければ、汁ができなかっぺ」

「えーっ! 何だと」

 

 

 

 

 

 

 

 

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 0509 いわな料理

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「あったあった。あれだ。民宿いわな亭」

「あれが今日の宿だな」

 

 

 

 「

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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0511 朝立ぬ

春眠暁を覚えず

――なんてことを申しますが、年を取ると朝が早くて・・・、

旅先くらいはゆっくり寝ていればよさそうなもんですが、やはり早く目が覚めてしまいまして・・・。

 

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0513 とんでもない名前の鳥

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0515  バードウオッチング

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オオマシコドリ(大猿子鳥)は、秋シベリア方面から来て、春帰る渡り鳥。

日本では中部以北にしか見られず、雪に映える赤い鳥として人気がある。

その生息地がこの近くにあるという。

ヒーやんを先頭に探してみることにしました。

 

 

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1羽現れるとすぐ1羽。

そして2羽、3羽・・・次々と現れて、あっという間に3人を囲んでしまいました。

3人は思いがけずに、北へ帰る前のオオマシコドリの大群のバードウオッチを楽しむという幸運に出くわしたわけです。

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一方、オオマシコドリにしてみれば、北へ帰る前に、思いもよらずオモロイ顔した人間3人が出現したので、日本での見納めとばかり、一家総出(?)で、マンウオッチング(人間観察)を楽しんだ――というわけです。

お互い様。

 

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0517 猿ヶ郷(さるがきょう)

その夜の泊りは県境の猿ヶ郷温泉です。

大浴場では、名の通り、サルとの混浴でした。

ところが、

ゴリやんだけが、なぜもてる。

 

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0519 山の牧場

 

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翌朝は山の牧場を散策しました。

「おい、馬がいるぞ」

「そにしても長い顔だね」

「なんでこんなに長くなったんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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0521 馬づら

ちーとばかり話は横道にそれますが・・・、

そう言えば、馬より顔の長い役者さんがいましたよね。

藤田まこと――味のあるいい役者だったけど、数年前に死んじゃった。

この人もやっぱり、飼葉桶(かいばおけ)の中へ首を突っ込んで食事をしていたのだろうか?

 

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そやけど、

普通の人は、食べものに手を伸ばすやろ。

わての場合は、手じゃなくて顔を伸ばしたというケースはおましたな。

 

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0522 上越線

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2泊3日の旅も終わり、いよいよ帰りです。

新幹線のある駅まで、もよりの在来線で行きます。

ところがこの駅、無人駅なんです。

生まれて初めての無人駅って、ちょっと不安ですよね。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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うそやありません。

上越線(在来線)のドアは手動です。自分の手で開けてください。

それから1本逃がすと、時間帯にもよりますが、次の列車までだいたい2時間待つことになります。

 

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0525 越後の銘酒

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というわけで、予定より2時間遅れて、新幹線の駅に出てきました。

日が暮れてしまいましたが、でも後は新幹線ですから、乗っちまえばあっとi間に着きます。

そこで、

「おい、こんなところに居酒屋があるぞ」

「越後の銘酒だって」

「一杯やってこう」

ということになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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